INTRODUCTION

ノルトライン＝ヴェストファーレン州ボーフムに本拠地を置くサッカークラブである。創設は150年以上前にさかのぼる。1848年に体操クラブの設立計画が始まり、1938年に3クラブが合併して、現在の総合スポーツクラブの形になった。そして、1948年7月にサッカー部門が独立し、今では9100人を超える会員を誇る。その他に、バドミントン、バスケットボール、フェンシング、ホッケー、陸上、ハンドボール、水泳、ダンス、テニス、卓球、体操競技、バレーボールの部門がある。

ホームスタジアムの「ヴォノヴィア・ルール・シュタディオン」は、長年にわたり、「ルール・シュタディオン」の名前で親しまれてきた。ネーミングライツ売却により2006年〜2016年までは、「レビルパワー・シュタディオン」と呼ばれていた。2016年にノルトライン＝ヴェストファーレン州に本拠を置く不動産会社「ヴォノヴィア」がネーミングライツを取得し、現在のスタジアム名になった。

これまでに国内リーグ2部で4回優勝をしている。近年では、2010-11シーズンから2020-21シーズンまでブンデスリーガ2部に定着していたが、2021-22シーズンからブンデスリーガ1部に復帰を果たした。

日本人選手としては、過去に小野伸二（2008-2009）、乾貴士（2011-2012）、田坂祐介（2012-2015）、浅野拓磨（2021-2024）が所属。現在は三好康児（2024-)がプレーしている。

チームの応援歌は1984年にドイツで大ヒットしたヘルベルト・グレーネマイヤーの『Bochum』で、ホーム戦の選手入場前に必ず歌われる。