ドイツ ブンデスリーガ「チーム紹介／フランクフルト」

INTRODUCTION

ヘッセン州フランクフルト・アム・マインに本拠地を置く総合スポーツクラブで、サッカー部門の他に女子サッカー、バスケットボール、アイスホッケー、ハンドボール、ホッケー、陸上競技、ラグビー、テニス、卓球、体操、バレーボール、ダーツ、トライアスロンなどのスポーツ部門を有する。

ホームスタジアムの「ドイチェ・バンク・パルク」は、1925年から使用していた「バルトシュタディオン」の跡地に、2006年ドイツW杯の会場として、2002年から2005年にかけて建設された。開閉式の屋根、センターサークルに吊るされた30トンの大型スクリーン、スタジアム内のトイレや洗面所で 使用する水のほぼ100%をカバーする雨水のリサイクルシステムなど、ドイツのスタジアムらしく、細部にまでこだわって作られている。2005年5月から2020年6月までは「コメルツ銀行」がネーミングライツを保有し、「コメルツバンク・アレーナ」と呼ばれていた。2020年4月、フランクフルトはドイツ最大手のメガバンクである「ドイツ銀行」とスタジアムネーミングライツ契約を締結した(契約期間は2020年7月1日〜2027年6月30日までの7年間)。

1963年に創設されたブンデスリーガの初年度のメンバーでありブンデスリーガの優勝経験もある古豪クラブ。DFBポカールでは、これまでに5回の優勝を果たしている。また、2021-22シーズンにはUEFAヨーロッパリーグを制覇し、前身のUEFAカップを含めて2度目の欧州タイトルを獲得した。

同クラブ所属の日本人選手として、過去に高原直泰（2006-2008）、稲本潤一（2007-2009）、乾貴士（2012-2015）、鎌田大地（2017-2023）が所属し、現在は長谷部誠（2014-）がプレーしている。