ドイツ ブンデスリーガ「チーム紹介／ウニオン・ベルリン」

INTRODUCTION

ドイツの首都ベルリンを本拠地とするサッカークラブで、第二次世界大戦後に東ドイツ政府の主導でサッカークラブの再編が行われ、現在のクラブは1966年に発足した。

「アン・デア・アルテン・フェルステライ」というホームスタジアムで、略称の「アルテ フェルステライ」は、ドイツ語で「旧林務官駐在所(昔の王家が狩りに使った森のロッジ)」を意味する。プロクラブとしては例外的にネーミングライツを導入せず、100 年続く聖地「アルテ・フェルステライ」の名を守り通している。

1990年の東西ドイツ再統一後は、スポンサー難などに苦しみ、旧西ドイツのヘルタ・ベルリンが躍進するかたわらで低迷を続けたが、2000-01シーズンのDFBポカールにおいて、3部のクラブでありながら決勝まで進出し準優勝。同年には、3部で優勝し、ブンデスリーガ2部へと昇格を果たした。その後、成績不振から4部まで降格を経験したが、2018-19のシーズンは3位で、シュトゥットガルトとの入れ替え戦に出場し、2試合合計2-2 (アウェーゴール 2-0) の末に勝利して史上初めての1部昇格が決定した。

同クラブ所属の日本人選手として、過去に原口元気（2021-2023.1）が所属し、現在は遠藤渓太（2020.7-）が所属している。

ベルリンのシンボルとして市の紋章にも見られる「ベルリン・ベア」がエンブレムの中央に描かれている。