ドイツ ブンデスリーガ「チーム紹介／ヴォルフスブルク」

INTRODUCTION

ニーダーザクセン州ヴォルフスブルクに本拠地を置くサッカークラブで1945年に創設された。ヴォルフスブルクに本社を置く自動車メーカーのフォルクスワーゲンがスポンサーの一つである。

ホームスタジアムの「フォルクスワーゲン・アレーナ」は2001年に建設を開始し、その1年後に正式オープン。エネルギー効率の高い216個のLED照明とハイブリッド芝のピッチを採用したほか、屋外には650台の自転車を置くことができ、環境に配慮したファンのための施設となっている。ヴォルフスブルクに本社を置くフォルクスワーゲンがネーミングライツを持っており、UEFAコンペティションでは「ヴォルフスブルク・アレーナ」と呼ばれる。1990年代後半よりクラブの強化が進み、1995年にはブンデスリーガ2部のクラブでありながら、カップ戦で準優勝を果たした。1996-97シーズンにおいて、最終戦でヘルタ・ベルリンを得失点差で逆転、ブンデスリーガ1部へ昇格を果たした。

同クラブ所属の日本人選手として、長谷部誠（2008.1-2013）、大久保嘉人（2009.1-2009.6）が所属していた。

2008-09シーズンは序盤戦こそ成績が安定しなかったものの、グラフィッチやエディン・ジェコの大ブレイクなどもあり、徐々に順位を上げていきクラブ史上初のリーグ優勝を果たした。また、長谷部誠と大久保嘉人は、奥寺康彦以来31年ぶりにブンデスリーガ優勝を経験した日本人となった。