ドイツ ブンデスリーガ「チーム紹介／メンヘングラートバッハ」

INTRODUCTION

ノルトライン＝ヴェストファーレン州メンヒェングラートバッハに本拠地を置くサッカークラブ。1900年、スポーツ協会に不満を持った13名の若者によって設立された。

ホームスタジアムの「ボルシア・パルク」は、1919年から使用していた「ベーケルベルク シュタディオン」に代わり、かつてイギリス軍の兵舎だった場所に建てられた。2004-05シーズンからボルシアMGがホームスタジアムとして使用している。どの角度から見てもトップクラスの景観を持ち、緑と白と黒の印象的な照明システムを備えた近代的なスタジアムである。

1960-70年代にかけて国内外で強さを発揮、攻撃サッカーの殿堂と呼ばれていた。国内リーグを優勝5回、UEFAカップを優勝2回などを果たし、ドイツ国内ではバイエルンと常に覇権を争ってきた強豪クラブであったが、近年は長い低迷期にあった。2006-07シーズンもマルセル・ヤンセンなど国内外の代表クラスの選手を擁しながら最下位に沈み、クラブ史上2度目の降格が決定した。ただ、2007-08シーズンは第9節からブンデスリーガ2部の首位を守り続け、1部昇格を決めた。

同クラブ所属の日本人選手としては過去に大津祐樹（2011-2012）が所属し、現在は板倉滉（2022-）がチームに加わっている。

グラードバッハやボルシアMGと表記される場合もあり、ボルシアとはラテン語で「プロイセン」の意味で、旧プロイセン王国地域のサッカークラブにはボルシアを冠するチーム名がみられる。