JリーグYBCルヴァンカップ「大会ガイド」

全60クラブが参戦! 優勝とニューヒーロー賞の行方は!?

国内サッカー三大タイトルの一つであり、同一企業の協賛により最も長く開催されたプロサッカーの大会として、ギネスにも登録されている伝統の大会であるJリーグYBCルヴァンカップ。昨シーズンは、名古屋グランパスがアルビレックス新潟とのPK戦にまでもつれこむ熱戦を制して、3年ぶり2度目の優勝を飾った。

33年目を迎える今季は、大きなフォーマット変更があった昨季と同様にJリーグの全60クラブが参戦。3/20(木)に開幕する1stラウンドには、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する浦和レッズ、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島を除くJ1・J2・J3の計55クラブが7グループに分かれ、1試合制のノックアウト形式で各グループの勝者が決められる。J2・J3から、J1勢撃破のサプライズを起こすクラブが出てくるかに注目だ。

そして、6月に行われるプレーオフラウンドでは、1stラウンドを勝ち抜いた7クラブに「ACL2」出場のためシードされる広島を加えた8チームがホーム&アウェイ方式で2試合を戦い、4クラブに絞り込まれる。ここに「ACLエリート」出場組を加えた計8クラブにより、9〜10月にホーム&アウェイ方式のプライムラウンド準々決勝、準決勝が行われ、一発勝負の決勝に進む2クラブが決定する。

優勝賞金は1億5000万円。優勝クラブは全60クラブの頂点という称号とともに、大きなボーナスを手にすることになる。J2・J3勢にとってはJ1クラブとのホーム試合開催のチャンスがあるため、選手としてもクラブとしても強いモチベーションを持っていることだろう。

また、ルヴァンカップは若手の活躍にも視線が集まる大会。この大会で活躍したライジングスターを表彰するニューヒーロー賞の過去受賞者には、名波浩、高原直泰、長谷部誠、原口元気、宇佐美貴史、中村敬斗、鈴木彩艶といった錚々たるメンツが並ぶ。昨季はMF山根陸(横浜FM)が受賞を果たしたが、今年は誰が次世代のスターに名乗りを上げるのかにも注目だ。(2025年1月30日時点)

サッカー見るならSPOOX 「サッカーLIVE」
2025JリーグYBCルヴァンカップをLIVE配信で!