From ジョージ to リバプール2017/12/27 11:55
第8回『クリスマスの過ごし方。父親とカルピス』

みなさん、こんにちは。『スカサカ!ライブ』MCのジョージ・ウィリアムズです。今回は『クリスマス』について話したいと思います。皆さんはどんなクリスマスを過ごしましたか?家族で過ごした方、恋人と過ごした方……。きっと皆さん、それぞれ最高のクリスマスになったのはないでしょうか。


『クリスマス』と言えば、明確に思い出すことがあります。それは僕がイギリスに住んでいた頃の話です。僕の父親は日本で仕事をしていて、一緒に住んではいませんでした。日本人のお母さんと妹二人とブリストルの郊外に住んでいたんです。近くにお婆ちゃんはいたけど、家に父親のいない5~6年間だったんですね。


それでも、夏とクリスマスだけ、父親は1週間から2週間くらい、イギリスに会いに来てくれました。だからこのクリスマスの時期は『大好きなお父さんに会えるチャンス』でした。その時期は学校も休みで、毎日お父さんとの時間を楽しみました。だからどんなに寒いときでも、家の窓ガラスから父の車がいつ駐車場に入って帰ってきてくるのかとずっと見ていたんです。どの車もお父さんのものなんじゃないかってくらいね(笑)。


お父さんが家に着けば、ハグとキスをしました。父は日本からカルピスをお土産に持ってきてくれたんです。それが、俺たちにとっては宝物でした。だからカルピスを見るとあの時の思い出が蘇ってくる。あとはせんべい! 母親が読む雑誌も必ず持ってきてくれていた。本当に幸せなひと時でした。


でも一つ残念に思うのは、父と僕で共通している趣味が一つもないことです。父はスポーツマンタイプではなくて……。スポーツを好きであってほしかったなと、今になって思います。もしサッカーが好きだったら、二人で試合を観に行くこともできたし……。一回でも良いから、一緒にサッカーを観に行きたかったな。今からでも遅くはないけど、もう親父は80歳に近いし、その年齢で初めて一緒にサッカーを観に行くというのは、まぁ……良いとは思うけど、遅いかなって(笑)。


こういうクリスマスの時期、子どものいる家庭であれば、親子で過ごす時間は増えますよね。そこでサッカーなど、共通の趣味や、何か一緒にできるものを見つけることができれば、よりファミリーの良さが出るんじゃないかと思います。


日本でも、父が浦和のサポーターで、子どもも浦和のサポーターになること、父親が川崎Fを好きで子どもも川崎Fが好きというような人はたくさんいます。そういう親子、家族でサッカーを好きになって応援するということは本当に素晴らしいことですよね。


イギリスの場合は年末年始にサッカーの試合がたくさんあって、親子でサッカーを観に行くなど、さまざまなサッカーの楽しみ方ができます。日本の場合は天皇杯がありますよね。天皇杯で残すのは元日の決勝戦・C大阪vs横浜FMだけ。その会場である埼玉スタジアムには多くの家族が足を運ぶと思います。ぜひ、最高の時間を過ごしてほしいですね。


もう2017年も残るとこわずかです。時の流れは早いですね。次なる2018年に向けてまた頑張っていきましょう!以上ジョージ・ウィリアムズでした。皆さん良いお年を!


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 写真:ロイター/アフロ