スカサカ!ライブNEWS2018/02/22 12:52
【2/16放送】UCL・レアル対パリサンジェルマン第1戦を徹底分析! / Jのキックオフカンファレンスを取材 / 松原氏が湘南のキャンプへ

 2月16日放送の#45では、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16の注目カードとなったレアルマドリード対パリサンジェルマンのファーストレグの戦いについて、番組レギュラー解説委員を務める岩政大樹が分析した。また、岩政氏が2月15日(木)に行なわれたJリーグキックオフカンファレンスを、スタジオゲストの松原良香氏がJ2を制し今季からJ1の舞台で戦う湘南ベルマーレのトレーニングをそれぞれ取材した。


●注目のレアル対PSG… 勝敗を分けたのは「ちょっとした勝負勘の差」
●岩政がC大阪・山口、G大阪・遠藤、福岡・井原監督らを直撃! 2018シーズンへの思いを語る
●湘南・曺貴裁監督が語る2018シーズン「自分たちの色で勝ち点を取れる試合を増やしたい」


 


●注目のレアル対PSG… 勝敗を分けたのは「ちょっとした勝負勘の差」


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 キックオフ直後はレアルマドリード側がハイプレスを仕掛けていったが、パリサンジェルマンも徐々に押し返して互角の戦いに。その後はレアルマドリードのアンカー、カゼミーロの両脇のスペースをうまく活用したパリサンジェルマンがペースを握り、チャンスを作り出していった。


 この時間帯について、岩政は「(ジネディーヌ)ジダン監督は、こういった時間帯も多少はあるんじゃないか、パリサンジェルマンにペースを握られるんじゃないか、というのは織り込み済みだったのではないかと思います」と分析。そしてパリサンジェルマンがチャンスを生かせずに終わると、レアルマドリードはカゼミーロを下げてトニ・クロースとルカ・モドリッチのダブルボランチとし、両サイドにルーカス・バスケスとマルコ・アセンシオを投入。布陣を4-3-3から4-4-2に変更し、戦い方を変えていく。


「それまでは中央を締めた布陣だったのが、一気に外へと開く布陣にしました。(レアルマドリードの)スピードアップの仕方が変わったので、パリサンジェルマンはこれに全く対応できなくなりました」と岩政が語るように、後半にクリスティアーノ・ロナウドとマルセロが挙げた二つのゴールは、いずれも左サイドのアセンシオの突破から生まれたものだった。


「試合開始の頃と終盤でペースを大きく変えることによって、がっぷり四つの時間を減らし、90分間をデザインしたことがレアルマドリードの勝利につながったと思います」


 また、岩政は局面での判断も勝敗を分けたと分析している。44分にはジオヴァニ・ロ・チェルソがペナルティエリア内でクロースを引き倒したため、レアルマドリードにPKが与えられ、ロナウドが同点ゴールを決めた。また、83分にはロナウドが勝ち越しゴールを決めたが、その直前の場面ではプレスネル・キンペンベがルーズボールをクリアしながらファウルを受けようとして失敗し、レアルマドリードの選手がボールを拾ったことで、その後のゴールに繋がっている。


「パリサンジェルマンはこういった大舞台での経験を持ち合わせていない選手が多かった。(ロ・チェルソのシーンは)中に人数がそろっているにも関わらずファウルをしてしまった。(キンペンベのシーンは)僕から見るとかなりリスキーな判断で、このプレーをすべきだったのかは疑問が残ります。この両方の場面は、レアルマドリードの選手だったら起こらなかっただろうな、と思います」


「(勝敗を分けたのは)ちょっとした判断、勝負勘の部分。ジダン監督も含め、勝負勘を備えた人材が多かった点が、レアルマドリードが勝利したポイントだったのかなと思います」


 また、スタジオゲストの都並敏史氏は、44分にクロースがPKを得た場面で、マルセロがクロースに出したパスに注目し、こう解説した。


「マルセロからスピーディーな縦パスが入った。マルセロは『直角に動いてペナルティエリアの中に入って行け。相手が慌てるから、倒される可能性があるぞ』というメッセージを込めて出している。その意図を読み取ったクロースは左足でトラップし、左足アウトサイドでボールを運んだことで、右足をロ・チェルソの前に入れることができた。この姿勢だとPKを取りやすいんですよ。それを意識しながら敢えて左足でボールを扱った。これが岩政さんの言う『勝負勘』の部分ですね」



●岩政がC大阪・山口、G大阪・遠藤、福岡・井原監督らを直撃! 2018シーズンへの思いを語る


 岩政がまず直撃したのは、セレッソ大阪の山口蛍。今季に向けて、山口はこのように意気込みを語った。


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「昨シーズンはできすぎた部分がある。4年前にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)との兼ね合いがうまくいかずJ2に落ちてしまった。今シーズンはまずJ1でしっかり結果を残したいというのもあるし、鹿島アントラーズや浦和レッズのように、毎年ACLに出るチームを作りたいというのはみんな思っています」


 続いてはC大阪の尹晶煥監督が登場。チームのモチベーションについて尋ねると、尹監督はこのように答えた。


「すべてのタイトルを獲得したいという思いを全選手が持っています。目の前の1試合1試合をしっかりこなしていこうという話を常にしています。そうやっていくことによっていつかタイトルをつかみ取ることができる。そのような姿は昨年(YBCルヴァンカップで)お見せすることができたので、そういった考えはみんなが共有してくれていると思います」


 次に岩政は、ガンバ大阪の遠藤保仁の元を訪れた。今シーズンから指揮を執るレヴィー・クルピ監督について「ヤットさんに合いそうな監督、という印象を受けますが」と尋ねると、遠藤も新監督の下での手ごたえを語った。


「そうですね。非常に攻撃を重視する監督なので、やっていて楽しいですし、G大阪のイメージに近いかなと思いますね。ボールを握って、どこからでも点が取れるチームに仕上げていきたいと思っています」


 そのクルピ新監督も直撃。チーム作りを進める際の哲学について尋ねると、ブラジルの名将はこのように答えた。


「説明のしようのない決断もあるけれども、それはあくまでもフィーリング。サッカーは数学ではありません。サッカーはアートです。誰も予測できないようなドリブル、練習でもやったことがないような、意外性のあるドリブル、そういったものがサッカーの面白さだと思っていますので、そういうクリエイティブな選手が好きです。ひらめき一つで試合を変えてしまうような選手がG大阪にもいてくれればいいなと思います」


 J2の会場に移動した岩政は、自身の出身地のクラブであるレノファ山口の霜田正浩新監督の元へ。Jクラブで指揮を執るのは初めてという霜田監督だが、イメージとの違いはあるのだろうか。


「外から見ていた監督像も、監督と一緒に仕事をしていた部分も、自分がいざ監督になっても、(イメージは)そんなに変わらないです」


 霜田監督は18シーズンに向けての意気込みをこのように語った。


「これからもっと上にいくためには基盤、土台を作らなければならない。そこも一緒にやってほしいという話だったので、山口のためになるなら、ということで、やりがいを持って臨んでいます」


 岩政が最後に訪れたのは、アビスパ福岡の井原正巳監督。J1昇格プレーオフで敗れた昨シーズンを踏まえ、今シーズンはどのような意気込みで臨むのだろうか。


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「10人以上(選手が)変わったのは初めてで、その中でチームを作っていかなければならない難しさはありますが、選手たちは精力的にやってくれていますし、今までのいい部分を継承しつつ、新しいメンバーの個性を引き出して、チームとしてまとめていければと思っています」



●湘南・曺貴裁監督が語る2018シーズン「自分たちの色で勝ち点を取れる試合を増やしたい」


「縦への力強さは元々、湘南のベース。そこにポゼッションが加わり、両面をうまく使い分けられるチームになった」と昨シーズンの湘南の印象を語った松原氏。また、曺貴裁監督については「世界基準を常に持っている」と語った。


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 松原氏が取材した日のトレーニングでは、最初の30分間はひたすら走力を鍛える練習をしていた。松原氏は「うわあ、ヤダ俺、走るの……」と苦笑したが、新加入のFWアレン・ステバノヴィッチはどのように考えているのだろうか。


「湘南に来る前にいくつか情報はもらっていましたが、実際に練習をすると、全員が本当にハードワークをする。そこがすごく大きな特徴だと思います。私も合流してから1カ月ですが、ハードワークする部分は心掛けています。そこは監督が求める部分だと思いますし、みんなに負けないようについていきたい。もう一つの大きな特徴として、コンパクトな陣形を保ちながら試合を戦うということ。あとチームワークがいいところも湘南の特徴だと思います」


 続いて選手たちが取り組んだのは、制限時間内に相手ゴールまで迫ったり、ボールを奪った時に素早く攻守を切り替えたりする練習。この練習から見える湘南の戦術意図について、松原氏はこのように解説した。


「湘南らしさの象徴である縦へのカウンターの速さや切り替えの速さは変わっていない。切り替えは速いんですが全員がコンセプトを共有しているし、切り替えの中でも全員が素早く判断して、ボール中心にプレーしていく、ボールにかかわっていくという意図を感じますね」


 松原氏は今季に懸ける思いについて選手たちを直撃。柏からの期限付き移籍期間を延長したMF秋野央樹はこのように語った。


「昨年1年間、湘南でプレーして、自分のプレーの幅やサッカー観が広がった。このチームでもう1年やりたいと思いました。昨シーズンに比べてボールにかかわる人数が変わり、攻撃時にはボールから遠くにいる選手もかかわろうという意識を持つようになっています。パスの本数も増えましたし、攻撃のバリエーションもすごく増えていると思います。個人的には守備の部分を監督から求められているので、攻撃の質は落とさず、守備の強度や守備範囲の広さは向上させていきたいと思っています」


 続いては、ヤングキャプテンに就任した2年目の杉岡大暉。自身のプレーやJ1に挑む心境について尋ねると、杉岡はこう答えた。


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「球際の強さ、物おじせず攻める姿勢は昨年1年間やって通用しましたし、自分のストロングポイントだと思っています。J1で通用するかどうかは分からないですけど、思い切ってチャレンジしていきたいですね。J1は楽しみです。何もかも初めてですし、相手のレベルも上がりますが、テレビで見ていた選手と一緒にプレーできるので、楽しみです」


 松原氏は最後に曺監督を直撃。J1開幕戦の相手は、同じ昇格組のV・ファーレン長崎となる。この初戦について、指揮官はこのように語った。


「新戦力が大勢いて、昨シーズンと同じやり方なのか、違ったやり方で来るのか分からないですけど、開幕戦に関しては自分たちがどうすべきかが99パーセント大事だと思っています。もちろん長崎の強さはリスペクトしなければならないですが、今やらなきゃいけないのは、自分たちのチームをさらに強くしていくことだと思います」


 そして今季について、曺監督はこのように意気込みを語った。


「過去最高の結果(曺監督の下では15シーズンの8位が最高)を出したいと思っているし、いまだ見たことのない景色にしたいと思っています。それができるかできないかは自分たち次第ですが、いい意味であまり考えないように1戦1戦こなしていくしかない。ただ勝ち点を取った、取れなかったという試合になるのではなく、自分たちの色で勝ち点を取れる試合を増やしていきたいです」


 2月23日(金)21時から放送の『スカサカ!ライブ』は「Jリーグ開幕30分拡大スペシャル」と称し、通常放送から30分間延長して23時まで放送。J1第1節サガン鳥栖対ヴィッセル神戸戦の試合直後レポートやUEFAヨーロッパリーグ・決勝トーナメント組み合わせ抽選会のレポートなどを放送する予定となっている。

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