スカサカ!ライブNEWS2017/12/07 14:36
【12/1放送】槙野が語るACL制覇とクラブW杯 / 東アジア選手権、日本代表の注目選手は? / アンプティサッカー体験

 12月1日放送の#35では、ACLでの激闘を終えたレッズを取材。最終ラインで存在感を発揮した槙野智章に話を聞いた。また、12月に日本国内で行われるEAFF E-1サッカー選手権、招集メンバーの中で期待される選手について。また、番組副編集長の大杉亜依里が東京都内で行われたアンプティサッカーの体験イベントに参加した。


●槙野が語るACL制覇とクラブW杯「2007年のレッズを追い抜きたい」
●日本代表初招集の伊東純也に三浦淳が期待「仕掛ける魅力」
●アンプティサッカーを知っていますか? 北澤豪会長「相当の努力」



●槙野が語るACL制覇とクラブW杯「2007年のレッズを追い抜きたい」


sukaska_20171201_urawa1
 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制し、12月6日開幕のクラブワールドカップに出場する浦和レッズ。開幕戦でっ勝利した開催国王者アルジャジーラと12月9日に対戦し、勝てば12月13日にヨーロッパ王者で前回大会王者のレアルマドリードと激突することになる。

大杉:ACL優勝おめでとうございます。今の率直な心境は?

槙野:試合が終わった直後はなかなか実感が湧かなかったですけど、1日、2日経ってたくさんの方から祝福をいただいたり、浦和の街を歩いて、いろいろな方から「お疲れ様」、「ありがとうございます」という言葉を掛けていただいた中で、「あ、優勝したんだな」というのが、今ようやくふつふつと湧き出ています。

大杉:5万7000人以上のお客様がいて、その中で優勝を決めてというのはいかがでしたか?

槙野:なかなか味わうことができない空間でしたので、選手としても一度あるかないかでしたし、ましてやアジアチャンピオンが懸かった大事な試合だったので、実力以上のものが出せたのは、間違いなくスタジアムの空気というか、サポーターの皆さんが引き出してくれたものなので、「もう一度あのプレーを出せ」、「あの空間を作れ」と言われても無理だと思いますね。

大杉:チームの精神面もそうですし、プレーでも、意識して話していたことはありますか?

槙野:代表に行ってから、何かしら(代表の)空気を浦和レッズの中に持ち込みたいというのがあったので、もちろん監督やコーチの指示があってこそのチームだけれども、それ以外のところで選手と密にコミュニケーションを取ることは意識しましたね。ハーフタイムも結構話をしたんですけど、何よりも一番変わったのが、スタメンで出る選手以外の選手たちが、出る選手にすごく声をかけていた。「もっとこうしたほうがいい」、「もっと我慢したほうがいい」とか。外国籍選手、スロヴェニア人のズラタン選手も、英語でバチーンと言ってくれて、通訳の方が訳してくれる。ブラジル人のマウリシオ選手がポルトガル語で熱い言葉を言ってくれて、それを訳してくれて、僕たちもみんなで戦っているという雰囲気がありましたね。

大杉:今回は10年ぶりのACL制覇という部分がありましたし、(シーズン中にミハイロ・ペトロヴィッチ監督から堀孝史監督に)監督が交代したという大きなこともあった年でしたが、その点で今回はどんな意味合いがありましたか?

槙野:個人としてもチームとしても、いいシーズンだったかと言われると、はっきり「そうです」とは言えないんですよね。やっぱり躓いた時期もあったし、長く一緒にやって来た監督も解任になったということで、僕たち一回、どん底まで突き落とされていますし、僕自身もプロになってから一番壁にぶち当たって、一番悩んだ時期だったんですよね。やっぱり失敗した選手、失った選手は強いなと思いましたよ。そこからたくさんの得るものがありましたし、自分の中で壁を打ち破るためにいろいろなこともしてきましたし、それがあってこその今の結果なので、そう言う時期を乗り越えてこその今があるのかなと実感しています。

大杉:優勝から数日経って、次を見据えた気持ちになっていると思いますが、どんな思いで、どういうクラブW杯にしたいですか?

槙野:満足はしていられないですよね。次のステージ、次の試合を見据えて戦わなければいけないですし、昨年鹿島アントラーズが見せた大躍進がありますので、それを越えなければならないですし、あとは2007年に浦和レッズがクラブW杯で3位の成績を収めていますので、その成績に追いつきたい、追い抜きたいというのはあります。



●日本代表初招集の伊東純也に三浦淳が期待「仕掛ける魅力」


sukaska_20171201_daihyo2
 12月に日本国内で行われるEAFF E-1サッカー選手権。男子は9日(土)に北朝鮮、12日(火)に中国、16日(土)に韓国と対戦する予定で、すでに国内組で構成された招集メンバーが発表されている。DF初瀬亮(ガンバ大阪)、DF山本脩斗(鹿島アントラーズ)、MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、FW阿部浩之(川崎フロンターレ)、FW伊東純也(柏レイソル)の5人は初めて招集。今回のメンバーについて、スタジオゲストのサッカー解説者・川勝良一氏は次のように語った。

「(ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が)手元で見てみたい選手、リーグで結果を出している選手(が招集された)。国内と海外では同じサッカーでも全く違います。国際試合になると、国内でやっているプレーができない選手がいる。国際試合でも戦えそうな選手をふるいにかけて、最終的に残せるかどうか」

 注目選手について、川勝氏、同じくスタジオゲストの元日本代表・三浦淳寛氏、レギュラー解説委員の岩政大樹(東京ユナイテッドFC)はそれぞれ次のように語っている。

「杉本健勇(セレッソ大阪)(※1)。ストライカーで代表に定着する選手は少ないし、日本は中盤が中心のサッカーになりがち。前線であれだけフィジカルが強くて技術も高い。中盤が機能している時は前線にボールが出てくるけど、今は前の選手が孤立しがちなので、キープ力とかフィジカル、ある程度の高さがあって、単数でプレーを継続できる選手が定着したら大きい」(川勝氏)

※1:放送後、負傷により代表離脱が発表。

「伊東純也。非常に好きな選手なんですが、魅力はアタッキングサードで突破できるところ。仕掛ければ相手にファウルをもらってFKのチャンスもできる。スピードがあって仕掛けるという魅力があるんで、ぜひ試合に出てアピールしてほしい」(三浦氏)


sukaska_20171201_daihyo1

「清武弘嗣(C大阪)(※2)。1年前は日本代表の中心だった選手。セレッソに帰ってきて、少しケガとかもあって流れに乗れなかったけど、YBCルヴァンカップの決勝で勝ち切って、その後素晴らしいアシストもして、やっとコンディションが上がってきた。(ハリルホジッチ監督は)前回のヨーロッパ遠征で本田圭佑、香川真司を外しましたが、やはり相手に引かれた時にクリエイティブな選手がいないと、というのが今の戦い方の中で課題としてある。そうなると、本大会に向けては誰かクリエイティブな選手を入れるはず。それが香川なのか本田なのか、もしくは清武なのかという考えがハリルホジッチ監督の頭の中にあると思う。本田、香川に比べて清武はスピード感があって、ハリルホジッチ監督のサッカーにフィットするタイプだと思う。コンディションが上がればW杯メンバーの有力候補として名乗りを上げられると思う」(岩政)

※2:放送後、負傷により代表離脱が発表。

 そして大会に臨む男子代表に対し、三浦氏は次のようにエールを送った。

「結果がすごく大事。その中で、選手は普段、チームで一生懸命プレーしていることが評価されて選ばれているので、自分の持ち味を発揮してほしい。戦術に合わせることも大事だけど、自分がなぜ選ばれたのかをしっかり頭で考えながらプレーしてほしいですね」



●アンプティサッカーを知っていますか? 北澤豪会長「相当の努力」


sukaska_20171201_amputee1
 アンプティサッカーは、ブラジルで右足を失った青年、エンヒッキ・松茂良・ジアスが2008年に来日したことがきっかけで日本でも始まった競技で、フィールドプレーヤー(FP)は下肢に障がいを持つ選手。クラッチ(医療用の杖)を使ってピッチを走る。GKは上肢に障がいを持つ選手が担当し、片腕でゴールを守る。

 試合はFP6人とGK1人の計7人制。年齢・性別は問わず、試合時間は25分ハーフ。クラッチで意図的に、あるいは体を支えていない時にボールを触ったらハンドとなるなど、独自のルールがある。普及が始まって間もないが、日本アンプティサッカー協会加盟チームは全国に9チームある。

 日本障がい者サッカー連盟の会長を務める元サッカー日本代表・北澤豪氏は、アンプティサッカーについて次のように語っている。

「我々がやって来たサッカーで考えると、軸足をすごく重要視してきた。キックする上では、蹴り足だけではなく軸足をしっかり踏み込んでという教えを受けてきた。(アンプティサッカーでは)どうやって蹴るの? というところが出てくる。彼らはクラッチをうまく軸足にしながら1本の足で蹴ってくる。30メートルのFK、シュート、パスでもかなり鋭いボールを蹴るので、相当努力をしないとそこまでの力を身につけることはできない。プレーを見る中で努力の足跡が見えてくる」
sukaska_20171201_amputee2

 大杉にアンプティサッカーをレクチャーしたのは、AFC Bumble Bee千葉のFP前澤寛と、FP根本大吾。18歳の時にバイク事故で左足を失ったという根本は、アンプティサッカーを始めたことで自身の中に変化があったという。

「普通のサッカーからクラッチ2本に頼ることになっただけでも体の動きは全然違う。体幹が大事だったりというのをトレーニングしていく中で覚えていきました。それをやることによって、悪いほうの足にも影響が少なくなって、体調を崩すこともなくなってきました。体にとってプラスことばかりで、マイナスになったことはほとんどないですね」

 レギュラー解説委員の岩政大樹(東京ユナイテッドFC)は映像を見た後、アンプティサッカーの印象について次のように語った。

「想像してみたんですけど、蹴るのは練習すればなんとかなる。ボールが動くことに対して、移動していかなければいけない。(そのためには)いろいろな筋肉を使い、ステップワークを踏まなければならないとなると、相当きついだろうな、と思いました」



 12月8日(金)21時から放送の『スカサカ!ライブ』では、「Jリーグ3時間スペシャル」と題して、2017シーズンのJ1、J2、J3を選手・監督とともに振り返る予定となっている。

最新記事
カレンダー
icon 2017.12 icon
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
icon 2017.11 icon
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
icon 2017.10 icon
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
icon 2017.09 icon
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30