• 羽中田昌の欧州サッカー研究所
2014/09/26 13:00
ドイツ・ブンデスリーガ研究 〜本家ドルトムントのゲーゲンプレッシング〜

最近、またサッカー病が再発してしまったようだ。サッカーのことを考えない時間が徐々に減少している。症状を簡単に説明すると、こうなる。


風呂に入っても、気がつくと頭の中がサッカーのことでいっぱい。「あれっ、髪の毛と背中を洗ったっけ・・・?」。車の運転をしていてもそう。何度も目的地を通り過ぎてしまう。それから妻の話は、いつも上の空。今度こそ、聞いているふりをして、いい加減な返事をしたら離婚問題に発展するかもしれない。冗談ではない、現に多くのサッカー関係者が、この病が原因で離婚しているそうだ。どなたか、特効薬があったら、教えていただきたい。再発の原因?  それはやはり欧州サッカーの新シーズンスタートと、このコラムの執筆によるところが大きい。現場で監督をやっていた時、「サッカーをサッカー以外のことから学べ」と選手たちに言い続けてきたが、これでは面目丸つぶれだ。


ということで、いまの私の頭の中は、ほぼ〝ゲーゲン(gegen)プレッシング〟。香川真司のドルトムント復帰と、いきなりブンデスリーガでゴール!  おかげで、この聞き慣れないドイツ語が頭蓋骨の中の宇宙を駆け巡っている。


 


今回は、この場を借りて、皆さんと、近い将来に一世を風靡するするかもしれないゲーゲンプレッシング(プレスという表現もする)について学びたい。少しでもその深淵に迫ることができれば幸いである。実は、クロップ監督率いるドルトムントの代名詞とも言えるこの戦術について、これまでほとんど何も知らなかった。「攻撃から守備への素早いトランジション(切り替え)をして、高い位置で激しくプッレッシャーをかけて、ボールを奪うことでしょ」。恥ずかしながら、この程度であった。


 


では、言葉の意味から探ってみたい。


ドイツ語の「gegen」は英語の「counter」に当たる。言葉の最初につける接頭辞として使われると「敵対、報復 ; 反、逆 ; 対応、副の意で,自由に動詞・名詞・形容詞・副詞につける」(研究社 新英和中辞典)とあった。また、counter は、言わずと知れたカウンターアタックのカウンターを指す。つまりゲーゲンプレッシングはカウンタープレッシングと言っていいようだ。この戦術は単に守備だけではなく、相手の攻撃の勢いを利用してボールを奪ってから、さらに力強いカウンターアタックを仕掛ける攻撃の戦術でもある。前がかりになっている相手へのカウンターの倍返しなのだ。


 







 


過去のドルトムント戦のDVDを引っ張り出し、考察を加えて導き出した、私なりのゲーゲンプレッシングの定義を綴らせてもらおう。


まずは、原則から。


① 攻撃時に速いタイミングで自陣から相手陣に縦パスを入れて、ボールを奪われたら一気に攻から守のトランジションをする。


② 次に、ボールを奪い返すために、激しく組織的なプッレッシャーを段階的にあるいは波状的にかけ続ける。


③ ボールを奪ったら、かけ続けてきたプレッシャーの勢いのまま、スピードにのって、選手たちが次から次へと湧き上がるようにコレクティブな速攻でゴールを目指す。


 


そして、この原則を実践し、ゲーゲンプレッシングを勝利の戦術にするには、様々な(準備、狙い、個人戦術、駆け引き、調整などの)ファクターが絡まなければならない。間違いなく、ここに綴る以外の、より詳細なファクターが存在するはずだが、私が気づいた幾つかを紹介したい。


 


その1・「攻撃のための守備の準備をする」


攻から守のトランジションの時に、高い位置からボールフォルダー(保持者)へプレッシャーを一気にかけられるように、予め縦パスを受ける味方のボールロストを想定して、周りにいるチームメイトたちはポジションをとっている。


トランジションを語る時、決して外せないのが、どこでボールを失うか、どこでボールを奪い返すか、という視点である。ドルトムントは早め早めに長い縦パスを入れて、ボールを失うのは相手陣でという可能性を高めている。言い換えるなら、ボールを奪われる場所をこちらから指定してゲームをコントロールしているのだ。縦パスが繋がればそのまま攻撃、相手ボールになった場合は、予め準備された選手たちの配置からプレッシャーを掛け、ボールを奪いかえして攻めるのだ。常に奪われることが前提の一つなのだから、こんなに効率のいい準備はない。ただし、自陣にブロックをつくって守ることがプライオリティで、ボールを欲しがらない相手とサッカーをする時は、この手を使うのは難しい。


 


その2・「ロングフィードからの狙い」


センターバックのフンメルスを筆頭に、最終ラインから前線の選手やスペースへ浮き球のロングフィードを多投する。相手にボールが渡ってからは、前述の〝その1〟の配置が機能するわけだ。これはビルドアップするのが苦手な選手たちがボールを奪われるリスクを回避するためと、相手守備ブロックの形成時間を奪う狙いがある。


さらに、ロングフィードのセカンドボール(こぼれ球)を確実に自分たちのものにする可能性を高め、そこから鮮やかな速攻のチャンスが生まれることも含まれる。


 


その3・「アプローチ(間合いを詰めること)の妙」


これは、極めて細かい個人戦術の話になるが、私はゲーゲンプレッシングには絶対に欠かせないファクターだと思う。トランジション後のボールフォルダーへのプレッシャーの掛け方である。もちろん、プライオリティは、直接奪い返す、もしくはインターセプト。しかし、相手と入れ替わって置き去りにされてしまうような、リスクのある間合いの詰め方はしない。つまり、ワンタッチでいなされることやドリブルで交わされることを避け、相手がファーストタッチをした直後に絶妙な角度と距離のアプローチを行う。1人目で奪えなくても、徐々に攻撃方向を限定し、さらに囲みながら3人目か4人目ぐらいでボールを奪うことを狙っている。そこには1人目で奪うよりも4人目で奪ったほうがいいという駆け引きが見えてくる。ペップ・バルサは攻撃を組み立てる時に、16本以上のパスを義務付けていた。あの分厚い攻撃の秩序だった選手たちの配置を整えるために、16本以上のパスをつなぎながら相手ゴール前まで移動することが必要だったのだ。一方ドルトムントは、コレクティブなカウンターのための、選手たちの秩序だった配置を獲得するために、一定以上の回数の波状形のプレッシングが必要なのかもしれない。


アプローチを掛けながら、他の選手たちも囲い込むための守備に参加する。ボールを奪った後は、前がかりにした相手の裏にある広いスペースへ向かって、そのまま勢いをつけて攻撃に参加できるというメリットがあるのだ。次から次へと選手が湧き上がってくる壮快な攻撃は、この繊細なアプローチとコレクティブなプレッシングから生み出されている。


 


その4 ・「消耗が激しい戦術」


試合を観れば一目瞭然だが、これは極めて消耗が激しい戦術である。なにしろ走る。スプリント(ダッシュ)の回数も半端ではない。ゲーゲンプレッシングの狙いを持ち続けて、90分間戦うのは不可能と言える。走る量の減少は避けられず、判断スピードも鈍る。無理をすれば、選手のケガにもつながってしまうのだ。また、この戦術は全員が機能することで成立し、誰一人として脱落者の存在が許されない。


さらに、長いシーズン、このスタイルを積極的に使い続けるのも難しいだろう。90分間フルでプレーした場合、中3日の試合であれば80%までの回復(筋肉中のグリコーゲン)が限度とされている。CLや国内リーグなど、試合がほぼ週2のペースというとを考えれば、消耗が激しいゲーゲンプレッシングは使用上の注意をよく読んで実行しなければならない。よって、コンディション調整は勿論のこと、90分のゲームプランや対戦相手によっての戦い方、選手起用の方法が、極めて重要なファクターとして浮かび上がってくる。さー、どうするドルトムント!


だが、今シーズンのこれまでの戦い方を観ると、使用方法を強く意識しているのが伺える。ゆっくりパスを回す時間を増やしたり、格下相手との試合では、起用するメンバーもゲームプランに合わせて調整するなど、ゲーゲンプレッシングの乱用をおさえている。以前のバルサのごとくパスを繋ぎながら攻守両面の態勢を整えつつゴールを目指すことに挑戦しているようだ。そして、CLの戦いやドイツスーパーカップのバイエルン戦など、強豪との戦いでは、惜しみなくゲーゲンプレッシングを活用していた。


ただ忘れてならないのは、過去のドルトムントが、相手よりポゼッション率で上回った場合、結果がついてきてないことである。そこへの注意も必要ということだ。


 


以上、これが私なりの定義である。今回、このように考えを巡らせたことで、改めて、この戦術の威力を実感した気がする。そして、今後ドルトムントのクロップ監督が、このゲーゲンプレッシングにどう磨きを掛け、どう使いこなしていくのかが愉しみでならなくなった。


来週は、CLのグループステージ第2戦がある。果たして、ゲーゲンプレッシングの使用法は?  香川の出場機会はあるのか・・・?  いずれにしても、この魅力的な戦術の成功を祈りたい!


 


 


昨夜は、あまり愉しくない夢を見てしまった。


近未来、どんなに走っても疲れないサイボーグのようなイレブンが出現して、90分間、ゲーゲンプレッシングをかけ続け、一世を風靡するというものである。


んー、これは違う・・・、補うことこそが、サッカーのエッセンスなのだ。


 

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