
日本は本格派のストライカーが生まれにくいという課題を抱えている。川勝氏は「日本人は組織力で他人と合わせるのは向いているけど、自分で突破するのは向いていない。育成年代を見ていても“中盤型”の選手が非常に多い」と語り、様々な役割をこなす中盤の選手が多く生まれる現状を「何でもそろうコンビニっぽい」と表現。「でも、こだわりがあったら、例えばコンビニで化粧品は買わないでしょ? 時間があったら専門店に行くでしょ?」と問いかけ、「シュートを打つことにしか興味がない選手にもっと出てきてほしい。その意味で“空気を読まない選手”が必要」と語った。