5月31日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#106では、キリンチャレンジカップ2019に臨む日本代表について議論が行われた。
日本がキリンチャレンジカップで対戦するのは、トリニダード・トバゴとエルサルバドル。両国ともに北中米・カリブ海の大陸選手権「ゴールドカップ」を目前としており、今回の日本遠征はその最終調整の意味合いを持つ。
MCの岩政大樹氏は「決して侮れない相手。両国とも北中米ではあるものの、トリニダード・トバゴはもともとアフリカやインド系の国で、エルサルバドルはスペイン系の国。まったくタイプが違うので、しっかりと意識しながら戦わなければいけない」と対戦相手を分析した。日本にとっては格下の相手ではあるものの、コパ・アメリカ直前の貴重なテストマッチであることには違いない。
スタジオゲストの名良橋晃氏は、今回召集されたメンバーの中で、ベルギーリーグ制覇を果たした伊東純也(ヘンク)を注目選手に挙げた。「ベルギーリーグで評価を高めているので、スタメンから見てみたい」と、これまで途中出場が多かった伊藤に期待を寄せた。
ボランチは遠藤航(シントトロイデン)が主力を張ってきたが、今大会では招集外となった。柴崎岳(ヘタフェ)の相棒には、橋本拳人(FC東京)や守田英正(川崎)など、代表経験の浅い選手が候補として挙げられる。スタジオゲストの岩本輝雄氏は、川崎で急成長を遂げている守田を推した。
「僕はフロンターレの試合をよく見ていますけど、守田選手はここ1、2年で一気に伸びました。上手くもなったんですけど、強さもあります。ポジショニングもパス出しもいいので、柴崎と守田のダブルボランチはありだと思います」
また、岩本氏は「ないとは思いますけど」と前置きをした上で、伊東を右サイドバックで起用する“超攻撃的布陣”にも期待を寄せた。右サイドバックは本職の酒井宏樹(マルセイユ)か室屋成(FC東京)の起用が予想されるが「2人とも速いけど、名良橋晃も速かったからね。それは間違いない」と唐突に名良橋氏を絶賛し、スタジオは笑いに包まれた。
毎週金曜日21:00から生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は6月7日(金)21:00放送スタートの予定で、キリンチャレンジカップとチャンピオンズリーグの徹底分析などを放送する。次回の放送内容はこちらから>>
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