スカサカ!ライブNEWS「【7/6放送】ベルギーに惜敗……日本代表はどうすれば勝てたのか」

スカサカ!ライブNEWS2018/07/10 12:50
【7/6放送】ベルギーに惜敗……日本代表はどうすれば勝てたのか

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 2018FIFAワールドカップロシアの決勝トーナメント1回戦で、日本はベルギーに2-3と惜敗した。後半開始早々に2点を奪い、試合を優位に進めながら、ベルギーは選手交代を機に攻勢へと転じて同点とし、後半アディショナルタイムにカウンターから逆転ゴールを奪われた。ベルギーの選手交代以降、日本はどう戦うべきだったのか。最後の場面ではどう対応すべきだったのか。


 7月6日放送の#63では、ツイッターに寄せられた番組視聴者からの質問に答える形で、番組MCの岩政大樹(東京ユナイテッドFC)、この日のスタジオゲストだった中町公祐選手(横浜F・マリノス)、安永聡太郎氏、小澤一郎氏が持論を展開した。

 まず「最後のカードは高さ対策で植田選手投入の方がよかったのでは…」という質問。吉田麻也、昌子源というセンターバックコンビに加えて植田直通を投入し、センターバック3人にすべきだったのではないか、という意見だ。これに対し、中町は「これは時間帯によりませんか?」と反応。「残り20分、25分で代えるのは、けっこう監督は勇気いりますよね」と、即座の投入は難しかったという見解を示した。
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 安永氏も「(後ろが)重くなるし、『守備』と言うメッセージが入りすぎてしまうのは(いい傾向ではない)」と同意。「長いスパンで(チーム作りを)やって、『この3人(植田、昌子、吉田)で守った時はこういう攻撃の槍を持つよ』っていうものまでないと、押し込まれるだけになったような気もしますけどね」と続け、センターバック3人への布陣変更にはそれなりの準備が必要だと語った。

 一方、岩政は「吉田選手が中央、相手の左サイドは突破力があるほうなので昌子選手をぶつけて、高さのある(ロメル)ルカク、(マルアン)フェライニには植田選手というのは、可能性としてはありました」と語ったが、一方で「植田選手は、そもそも左センターバックはあまりやったことがないので、右センターバックに入れないと意味がない。そのへんが手としてどこまであったのか」と、やはり準備不足では難しいという意見を述べた。
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 小澤氏も「手としてはあったと思います。特にフェライニが(マークがつかず)浮いていたので、マンツーマン気味に植田選手というのはあったかもしれない」としつつ、「いかんせん試せていない」と指摘。「ガーナ戦(5月31日、0-2で敗戦)で、長谷部(誠)選手を(ボランチからセンターバックに)落とした形ではなく、スリーセンターバックもやりたかったかな。時間が本当になかった今回の西野ジャパンの欠点が出たかなと思います」と語った。

 では、どのように対応すべきだったのか。安永氏は「3ボランチ案」を提唱した。

「中盤を、フェライニの前で蓋をする意味でトリプルボランチ気味にして、4-3-1-2とか4-3-2-1にする。外(両サイド)から斜めに入ってくるボールはオッケーだから、いったん外に行かせよう、とにかくフェライニのところには入れられないように(すればよかったのではないか)」

 また、小澤氏は「後ろの選手というより前のフィルターを強めて、相手のセンターバック2枚に対してツートップ気味に行ってコンパクトに高い位置を保とうというのが、よかったかもしれない。岡崎慎司などを入れてもよかったかも分からない」と、前線からのプレスを強める案を提唱した。
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 そして後半アディショナルタイム、ベルギーがカウンターから決勝ゴールを奪った場面。GKティボー・クルトワからのボールを受けたケヴィン・デ・ブライネに山口蛍が対峙したが、素早くサイドに展開され、崩されてしまった。あの場面で日本の守備陣はどう守るべきだったのか。安永氏は海外リーグでのセオリーを例に出してこう説明した。

「守備者が3人でカウンター食らった時に、長谷部選手、長友(佑都)選手は、たぶんペナルティエリアのラインまで落ちようとスーッと下がったんだけど、山口選手だけは止まった。海外だと絶対に3人が絞った状態でペナルティエリアのラインまで下りて、そこから真ん中の選手が出て行く。それでサイドにボールを出されてスライドしていくのがセオリーだと思う。あの状況であのスピードで来られてしまって、山口選手ぐらい経験値があっても、1人だけ止まって対応してしまったのが、あの時間帯の怖さ。厳しいことを言うと、そこが欧州で長くやっている選手とやっていない選手の差なのかな」

 続いて、ツイッターでは安永氏に対して「安永さんはベルギーのDFを崩すにはどのような選手が必要だったと思いますか」という質問が寄せられた。
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 これに対し、日本サッカー界の未来への提言を交えてこのように語った。

「日本の将来を考えての話ですよ。大迫(勇也)選手、『大迫ハンパない』ってなっていたじゃないですか。確かに今までの日本人の中では一番ボールが収まるし、懐が深いし、いろいろなことができるんだけども、“国のエース”って考えた時には、(今大会通算)1得点だったんですよね。と考えると、あれプラス、ゴールが奪えるような選手を、日本のサッカー界が、どう育成年代から生み出していくのか。スペインなどもストライカー問題はずっと抱えていて、どの国も足りないと思われているけど、どうにかしないと一つ上には行けない。メキシコだってハビエル・エルナンデスというストライカーがいるけど、ここ何大会もベスト16の壁を破れていない。ということを考えると、簡単ではないけど取り組まないといけないなという気はしますよね」

 毎週金曜日21時から放送されている『スカサカ!ライブ』。次回は7月13日(金)21時からの放送で、日本代表特集や天皇杯3回戦注目試合レビュー、サンフレッチェ広島キャンプレポートなどをお届けする予定となっている。次回の放送内容はこちらから>>


 


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