スカサカ!ライブNEWS「【3/9放送】PSG対レアル第2戦を徹底分析! / ルヴァン杯、21歳以下の注目プレーヤーは? / 原口&宇佐美の対談が実現!」

スカサカ!ライブNEWS2018/03/16 16:10
【3/9放送】PSG対レアル第2戦を徹底分析! / ルヴァン杯、21歳以下の注目プレーヤーは? / 原口&宇佐美の対談が実現!

 3月9日放送の#48では、6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16セカンドレグ、パリサンジェルマン対レアルマドリードについての分析や、JリーグYBCルヴァンカップで注目すべき若手選手を紹介した。また、番組レギュラー解説委員の岩政大樹(東京ユナイテッドFC)がドイツを訪問し、ブンデスリーガ2部デュッセルドルフに所属する原口元気、宇佐美貴史とのスペシャルインタビューが実現した。


●PSG vsレアル、注目のCLラウンド16で勝敗を分けたのは…
●21歳以下の選手が必ず出場するルヴァン杯。注目プレーヤーは?
●原口&宇佐美の対談が実現「犬猿の仲という報道が…」



●PSG vsレアル、注目のCLラウンド16で勝敗を分けたのは…


 パリサンジェルマンは大エースのネイマールが右足第5中足骨骨折で欠場となり、代役としてアンヘル・ディマリアが出場。アンカーの位置には経験豊富なチアゴ・モッタを入れた。一方のレアルマドリードは7試合連続得点中のクリスティアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマの2トップで臨んだが、両チームの布陣について柱谷氏はこう解説した。


「レアルマドリードはファーストレグを3-1で勝っているので、アウェーのセカンドレグは失点しないことが第一。4-4-2でスペースを消して相手の攻撃を寸断し、ボールを奪ってからカウンターを狙う、という考え方だったと思います。PSGは(マルコ)ヴェッラッティの後方でボールを動かせる展開ができるんじゃないかということで、配球のうまいモッタをアンカーで使ったんじゃないかと思います」


 試合は51分にルーカス・バスケスのクロスからC・ロナウドがヘディングで先制点を決める。追いつきたいPSGは66分にヴェッラッティが2枚目のイエローカードで退場処分になったが、71分にはハビエル・パストーレのダイビングヘッドのこぼれ球をエディンソン・カバーニが押し込み同点に追いつく。しかし80分、レアルマドリードはカゼミーロのシュートがDFに当たってループ気味になり、そのままゴールに吸い込まれる形で追加点を奪い、これが決勝ゴールに。この試合を2-1、2戦合計5-2として準々決勝進出を決めた。


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 柱谷氏はポイントになったシーンとしてC・ロナウドの先制ゴールを挙げた。この場面ではマルコ・アセンシオが自陣内でダニエウ・アウヴェスからボールを奪って一気にカウンターを仕掛け、追走してきたL・バスケスがスルーパスを受けてクロスを上げ、逆サイドで待ち受けるC・ロナウドがヘディングシュートを決めている。柱谷氏はこの時のL・バスケスの動きを絶賛した。


「最初のシーンなんですけど、ここ(自陣ミドルサードやや右寄りの位置)に最終的にクロスを上げたL・バスケスがいて、ここ(センターサークル付近)でアセンシオがボールを奪って運ぶんですが、一番はやはりL・バスケスがランニングをして、逆サイドのスペースに出てきたことですね。数的優位を作りに来たのが一つのポイントだと思います。(アセンシオが)一度深い位置まで入った後、ボールに対して(PSGのDFが)1人来ていて、ベンゼマを1人見ていて、逆サイドから来たL・バスケスに対してはマークがつき切れていないんですよね。そのためL・バスケスが、(PSGのDFがボールに)食いついた裏のスペースを見事に狙って出て行くことができました」


「最終的にはクロスが入ってゴールになるんですが、もう一つは攻撃的にならざるを得ないPSGのサイドバックが、本来はここのポジション(C・ロナウドをマークするポジション)を取らなければいけないんですが、戻り切れていないところをC・ロナウドがスペースを見つけて、ヘディングで決めました。カウンターを狙っていたレアルマドリードが、ボールを奪った瞬間に相手の背後を突きに行って、カウンター気味に決めたゴール。もちろんクロスの質の高さはありますが、思いどおりの先制点だったんじゃないかと思います」



●21歳以下の選手が必ず出場するルヴァン杯。注目プレーヤーは?


 今季のルヴァン杯では「全ての試合において21歳以下の選手を1名以上先発に含める」という規則があり、若手にとっては貴重な実戦経験の場、アピールの場が得られることになる。このレギュレーションについて、番組レギュラー解説委員の岩政大樹(東京ユナイテッドFC)と柱谷氏がそれぞれ次のように見解を語った。


「(リーグ戦と)メンバー全体を変えるチームが多くなったので、楽しみ方が変わってきていますし、チャンスをもらう選手が増えました。僕らがプロに入った頃は(前身の)ナビスコカップでも試合に出るチャンスはなかなかありませんでした。若い選手が試合に出るチャンスをもらえるのはいいことだと思います。公式戦でプレーを見ないと分からない部分もありますからね」(岩政)


「(21歳以下ではなく)19歳以下でもいいんじゃないかと思っています(笑)。世界のサッカーを見ると、活躍する若手の年齢はどんどん下がっていますし、18歳以下の選手でも十分にプレーできるので、もっと下げてもいい気がします。チームによっては、リーグ戦に出ていない選手をルヴァン杯で使って試合感覚を取り戻させ、リーグ戦で出られる状態にするという使い方をするところもあるでしょうし、ガンバ大阪のように新しい監督が来てまだチーム作りができていないチームは、ルヴァン杯でもメンバーを固定して戦い、チーム作りを進めるということもある。それぞれのチーム事情を考えながらルヴァン杯を戦ってほしいと思います」(柱谷)


 注目の若手選手について、岩本氏はFC東京の久保建英(16歳)、横浜F・マリノスの遠藤渓太(20歳)と吉尾海夏(19歳)の3人を挙げた。


「久保君は前を向いたらレベルが違いますね。ボールを取られないですし、ファーストタッチのボールの置きどころがなかなかよかった。(第1節では)得点はできなかったけど、これからまだまだ楽しみです。遠藤は、いつもは右サイドをやっていますが、この間の試合(第1節)では左サイドでプレーし、彼のシュートから先制ゴールが生まれました。スピードに乗らせたらなかなか取れないですよね。チャンスメーカーとして良かったけど、課題もいくつかありました。それを克服すれば五輪代表、さらに上も狙えるイメージを持っているので頑張ってほしいですね。吉尾はボールタッチもいいですし、運動量や裏への抜け出しも素晴らしい。試合に出れば楽しみな存在です。前線をやっているので、アシストやゴールなどの結果が出てくれば面白くなりそうですね」


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 柱谷氏は名古屋グランパス戦で2ゴールを挙げた浦和レッズの荻原拓也、そしてヴィッセル神戸戦でスーパーゴールを決めたV・ファーレン長崎の名倉巧をセレクトした。


「(荻原は)ユース時代は左サイドバックだったんですけど、1月のキャンプで堀監督がFWに転向させ、サイドバックから左ワイドのポジションに移りました。いきなり2点を挙げ、これから楽しみです。2点目はラッキーゴールかもしれないですが、あそこまでボールを運んでシュートを打っているからこそ生まれた得点です。その積極性は買いたいですし、何より左利きなので。日本は左利きの選手が少ないので、それだけで大きなアドバンテージになるでしょう。(名倉のゴールシーンは)クロスが出た時、画面の外から走って来てボレーを決めています。長い距離を走ってきて、あれをワンタッチ、ダイレクトでシュートを狙う思い切りの良さは素晴らしいですね」


 岩政はルヴァン杯での躍進が期待される若手選手に向けて、次のように期待を語った。


「若い選手の魅力って、わけが分からないこと。理由は分からない、わけが分からないけど行っちゃうというのが魅力なので、その気持ちを失わずにプレーしてほしいですね。頭を整理してプレーするのはベテランの仕事です。若い選手が思い切りよくプレーしてバランスが崩れたところをベテランが調整する、そういうチームが強くなりますし、若手の思い切りのよいプレーが見えるとチーム力が向上します」



●原口&宇佐美の対談が実現「犬猿の仲という報道が…」


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■デュッセルドルフでの日々


岩政:デュッセルドルフ、いいところ(対談時はブンデス2部第24節終了時点で2位)に来ているんですけど、二人とも調子はどうですか?


原口:脳しんとうでしばらく休んでいたんですけど、たぶん今週末から行けると思うんで。順位はいいですけど、昇格だけではなく優勝を目指していきたいなと思っています(第25節で原口は先発に復帰。宇佐美が1ゴール1アシストの活躍でザンクト・パウリに勝利し、チームは首位に立った)。


宇佐美:僕も、ぼちぼちゆっくり上がってきているかな、という感じですし、シーズン終盤に入っていくんで、チームにどれだけ貢献できるかというところを、ラストスパートを個人としてもチームとしてもかけていきたいなというところです。


岩政:日本でやっている時と比べて、練習やプレーなど、どういったところに違いを感じますか?


原口:やっぱり激しさは違いますよね。練習も試合も含めて、ONとOFFのスイッチを入れるのが非常にうまいというか。日本人は常にスイッチが入っていて、真面目で勤勉ですけど、こっちの選手はどちらかというと、フワっとしている感じでも、ピッと笛が鳴るとギュって入る。その「ON」の入れ方がめちゃくちゃうまいかなって感じますね。


宇佐美:ほとんど一緒ですけど、練習でも試合でも、ボールを持った時に距離が全然違うというか、スペースもそんなにないですし、よりフィジカルを駆使したサッカーというか。あとは上下動というか、攻守が行きかうスピードが、多いし速い。日本のサッカーとは全く違うなと思います。


岩政:その中で、難しさというのは日本とは違うわけですよね? 適応してく中で。


宇佐美:そうですね。こっちの速いテンポから日本に行くのと、日本からこっちに来るのとでは全然違うと思うんですけど、テンポも上がっているしスペースもないという状況に来るので、そのサッカーに順応していくのは、最初はやっぱり苦労するかなと思いますし、サイドのポジションをやっていると特に、試合中はめっちゃキツいです。この上下動がホンマに激しいなって毎試合思うし、特に相手がパスを回せるチームだと、カウンターで一発狙うとかになるので、その時は行って、戻ってっていう息つく暇もない感じは、日本ではなかなか経験できなかったので、そういうところから違うなと感じました。


岩政:監督やチームメートなど、チームの他の人たちからの要求もまた違うんですか?


原口:全体的に言ったらテンポとか試合の雰囲気も違うので、あるんですけど、全員が全員に言うというか、日本では上下関係があって、この選手には言わないけどこの選手には言うというのがあるけど、(ドイツでは)あまり乗っていない選手がいるとみんなから怒られるし、全員から言われるような感じなので、そこはやっぱり違うなって感じますね。


岩政:いい意味でフラットということですね?


原口:フラットだし、みんなが勝ちたいので、そこが一番。勝ちたいから、うまく乗れていない選手に檄を飛ばすというか。そういうのはやっぱあるよね?


宇佐美:そうですね。



■日本代表への思い


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岩政:代表での戦いは、これまでもそうですしこれからも、いろいろ立場は変わっていくんでしょうけど、チームと行ったり来たりするじゃないですか。ご自身は意識されるほうですか? 代表のプレーというのは。


原口:しないですね。全く別物だと思いますし、正直こっちにいる時はこっちのことを考えて、代表に行ったら頭を切り替えて、というやり方ですね。そうじゃない?


宇佐美:いや、僕はしばらく行ってないんで(苦笑)。1年ぐらい行ってないんじゃないかな。


原口:そんなことないでしょ?
 
宇佐美:こっちではこう、代表ではこう、っていう感覚、どうやったっけ? と思ったんだけど、全然覚えてなかった(笑)。


岩政:そのへんって、ドイツだと場所も変わるから切り替えがしやすいのかな。日本だと、報道も大々的にされるじゃないですか。こっちだと報道もそんなにされないから、パッと切り替わっていけるのかなっていう気がするんですけど。


原口:そうですね、特に自分で切り替えようともせずに、こっちで厳しい戦いがすぐに来るので、終わったらすぐにこっちのことに切り替わるし。


岩政:じゃあ今も、シーズン中だしそんなにワールドカップのことをにらみながらというより、まず自分のやるべきことをやりながらという感じですかね。


原口:本当に期間的に見たら(W杯まで)近いんですけど、全然遠く感じるというか、今はこっちのことしか考えていないですね。


岩政:日本代表への思いというのはどのように感じていますか?


宇佐美:やっぱり、離れれば離れるだけ思いは強くなるというか。やっぱり行きたいですし、日本代表に行くためにと言ってもいいぐらい、ここへの移籍も代表に行くためにっていうところで選んだので。しばらく行っていないので、代表ではこう、クラブではこうという感覚は、今は話せないんですけど、やっぱり代表に戻るためにという意識で常にいられますね。そういう場所です。


岩政:お二人はこれから選手としていい時期を迎えると思うんですけど、海外にいると自分で立ち位置を見つけていかなければならないという感覚が日本よりもあるじゃないですか。その中で、テーマは漠然としていていいんですけど、どのようなプレーヤーになっていきたいというのは、プランニングとかはありますか?


原口:“楽しいところ”に行きたいというのはあります。少し前だと、ブンデスリーガに来て、ずっとプレミアリーグに行きたいという思いが強かったんですけど、去年半年あまり試合に出なくて、デュッセルドルフに来て、サッカーの楽しさを忘れかけていたという部分にすごく気づいて。サッカー人生そんなに長くないじゃないですか。なので、自分が楽しいなと思えるところに今後は行きたいなとは思っています。信頼もされて、自分が魅力を感じられるようなサッカーをしているクラブ、そういう監督の下でプレーしたいなというのは、ちょっと前より今は強く思っています。


宇佐美:僕も全くもって同じで、僕もずっと苦しんでいたと思っていますし、そうやって苦しめば苦しむほど原点に帰るというか、楽しめる場所、楽しめるサッカー、楽しめる環境というか、自分で作っていかなければいけないというのはあるんですけど、まずそういう環境を作るためにも、まず楽しまないと、というのがあるので、いろいろなことを経験していろいろなことを感じて、いろいろな意識になりますけど、結局戻っていく場所は、原点として楽しまなきゃと。楽しみだすとどんどんどんどん好転していくと思うので、そこですかね。自分自身成長していけると思うので。


■二人の関係について


岩政:あと何かあります?


宇佐美:この場を借りて言っておいたら?


原口:何を?


宇佐美:犬猿の仲を…仲良いよって。言っておけば?


岩政:そうなの? そんな報道出てるの?


宇佐美:そうなんですよ。ゲンくん(原口)が(デュッセルドルフに)来るってなった時に、ニュースに…。


原口:「大丈夫か?」みたいな。


宇佐美:「犬猿の仲」って出て。で、「俺ら犬猿の仲らしいよ」って二人でめっちゃ笑って(笑)。(自分たちでは)そういうイメージなかったのに、そういうイメージを持っている人たちもいたのかなって。


岩政:なんでだろう。試合中にバチバチやったことはある?


原口・宇佐美:ないです。


原口:ポジションが一緒、歳が近いぐらいじゃない?


宇佐美:あとは「仏頂面」とかですかね。二人とも。


原口:(笑)。顔はね。


宇佐美:怒ってないのに怒ってるように見えるって。


原口:それ損だよね、俺ら(笑)。全然不機嫌じゃないから。


宇佐美:それが損ということも、この場を借りて(お伝えします)。



 3月16日(金)21時から放送の『スカサカ!ライブ』では、JリーグYBCルヴァンカップ第2節ハイライトやJ1第4節サンフレッチェ広島対ジュビロ磐田戦のプレビューなどを放送する予定となっている。

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