最新海外サッカーニュース「ビルバオでファン暴動 LFP会長「ロシアのウルトラスは来るべきではなかった」」

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海外サッカー 2018/02/23 13:05
ビルバオでファン暴動 LFP会長「ロシアのウルトラスは来るべきではなかった」

 現地時間22日(以下現地時間)に行なわれたヨーロッパリーグ(以下EL)のアスレティック・ビルバオ(スペイン)対スパルタク・モスクワ(ロシア)戦を前に、ホームのビルバオで両チームのファンが衝突。ロシア開催の2018年W杯まで4カ月を切ったなかでの騒動に不安が広がっている。


 スペイン北部バスク地方当局は、ビルバオの本拠地「サンマメス・スタジアム」の外で起きた衝突のあと、機動隊の警察官1人が病院に運ばれ死亡したと発表。また、ロシア人男性1人が負傷し、ロシア人3人、スペイン人2人の計5人が逮捕されたことも明かした。


 騒動は、EL決勝トーナメント1回戦セカンドレグの試合前に発生。警察官は一部のスパルタクファンをスタジアムまで案内していたが、別のグループが花火に着火したり、ビルバオのサポーターや警察官に発煙筒や物を投げるなどし始めた。


 暴動はスタジアム近くの道路にも広がり、警察はなかなか落ち着かせることができず。花火があちこちで爆発したことから、多くのファンが逃げようとする様子が見られた。


 UEFA(欧州サッカー連盟)はビルバオで起きた暴動を強く非難するとし「我々は地元当局と連携し、事件についてさらなる情報を集める」と述べた。LFP(スペインサッカーリーグ)のハビエル・テバス会長はスペイン『as』紙に「その経歴を考えれば、ロシアのウルトラス(熱狂的サポーター)はビルバオへ赴くべきではなかった」とし、FIFA(国際サッカー連盟)とUEFAがこうした事件の終結に向け行動を起こすことを願うと述べた。


 死亡した警察官の詳細は公表されていないが、地元メディアは50歳の男性と報じている。死亡の原因について、一部のメディアは暴動の鎮圧にあたった際に心臓発作を起こしたと伝え、別のメディアは暴動のなかで物に当たったと伝えるなど、情報が混乱している。


 ビルバオではそのほかにも、ロシアから来たファンとビルバオファンの間で小競り合いが複数発生したと伝えられている。(STATS-AP)