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kicker2022/07/28 06:05
ヴィクトル・パルション、MLSのワシントンDCに移籍


 ヴィクトル・パルションがMLS、ワシントンDCユナイテッドへ移籍することが明らかとなった。昨夏にダルムシュタットより加入したばかりの31歳は、FCシャルケ04と2023年までの契約を締結していたものの、家庭の事情によりMLSで現在最下位に沈むクラブへと移籍することを決断。

 シャルケの側から見た場合には、競技面ではパルションの穴を補うことは可能かもしれないが、とりわけ人間的にはクラブ内にストラクチャーをもたらしてくれる存在となっており、同僚らからは選手評議会メンバーに選出されたばかり。シャルケ在籍期間では2部28試合に出場して3アシスト。
 
 今回の移籍金額は50万ユーロとなり、シュレーダーSDは「これは両者にとって決して簡単な判断などではなかった」と説明。「ヴィクトルはピッチ上以外でも我々にとって大きな価値があったんだ。ピッチ外における振る舞いは、まさにチーム全員にとってお手本となるものだったよ。チームワークを重視し、皆で決めた目標を達成しようとする意欲が彼を際立たせていた。また若手選手や外国語を話す選手にとっては、重要なコンタクトパーソンでもあったよ」と移籍を惜しんだ。

 一方のパルションは「クラブやチームメイトと離れることは本当に辛いことだ」と強調しつつ「でも家族が北米に住んでいる」というプライベート面が決定的な理由となっており、「シャルケでの1年間は僕のキャリアの中でも、最もエモーショナルな1年だったね。昇格を果たすまでの道のり、ザンクトパウリ戦での確定を決めた試合、これらは決して忘れることのできない瞬間だ」と語っている。

 パルションが歩んできたこれまでの道のりは、決して平坦という言葉では表現できるものではなかった。母親はアルコールと薬物に溺れ、2020年12月にわずか47歳という年齢で他界。その間に自らもアルコールに溺れるようになり「休日には自分を責めないようにするために、次の日も酒を飲んでいた」と、今年5月のシュピーゲル紙とのインタビューにて説明。

 2014年からは断酒しているというアイスランド人選手が、このことを公開することを決意した背景には、「メンタルヘルスという問題について注目されることがとても重要なことだと考えており、いまはまだある種のタブーなテーマではあるけれど、僕自身も含めて多くの失敗から学び、それによって他の人たちの救いになればと思っているんだ」と語っている。

ピエリンガーはパダーボルンへ

 マルヴィン・ピエリンガーが、ブンデス2部SCパダーボルンへの移籍に向けて、すでに間近のところにまで迫っている。昨年にSCフライブルクからレンタルにて加入した同選手は、5月には完全移籍を果たして2024年までの契約を締結したばかりだが、昨季に2得点2アシストを記録した大型ストライカーはこれから、実戦経験をつむためにレンタル移籍をする模様。
  

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