「ジェンダーの多様性:ドイツサッカーの大きな、遅くもあった一歩」スカパー!ブンデスリーガNEWS

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kicker2022/06/23 20:05
ジェンダーの多様性:ドイツサッカーの大きな、遅くもあった一歩


 ドイツサッカー連盟は新シーズンから、誰でも気軽にサッカーを楽しめるように対応していきます・・・。まるでこの当たり前に聞こえるフレーズだが、実際には長きに渡りそうはいえない状態が続いていた。男、女、この2つの性のいずれに定義したくない人、変更したい、あるいはすでにしている人などは、しばしば社会的な受け入れに苦労し、またサッカー連盟における規定による制限も受けてきたのだ。

 ただこれまでドイツサッカー連盟では多様性、そして反差別行為に関する活動を積極的に推進してきた背景もあり、今回の大きなステップは非常に歓迎すべき、そして長年待ち焦がれたものでもあるだろう。そのために3年半もの月日が必要だったことは、多少なりとも理解し難いこととはいえ、時間がかかろうともシグナルを送れたことは評価できる。

 連盟内外からの批判の声に耳を傾け、今回アマチュアにおいて平等的扱いを優先することを強調したのだ。世界水泳連盟がトランスジェンダー問題に揺れる中で、こういった行動に出られたことは、ドイツサッカー連盟が自らに課せられている使命が何たるかを理解していることを示したもの。全ての人たちへ、サッカーをする機会を与えなくてはならないのである。

 これまで厳しい声を受けることで競技をやめてしまった者、所属クラブでのプレーを続けるために、自らのアイデンティティの本質的部分を隠してこなくてはならなかった者、こういった人々にとって今回の対応はあらゆる可能性を許容していくものであり、なによりも大きな開放感をもたらしてくれるものではないだろうか。
 

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