「冷めぬシャルケファンの怒り、前取締役会の免責が否決に」スカパー!ブンデスリーガNEWS

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kicker2022/06/13 06:05
冷めぬシャルケファンの怒り、前取締役会の免責が否決に


 日曜日に行われたFCシャルケ04の総会は、近年では稀にみる平和的な開催となった。ここ数ヶ月の動きに対して批判的なコメントはほぼ見受けられなかった一方で、2019年、2020年の取締役会に対しては厳しい見方がなされており、過半数の賛成により当時の取締役会への面積が否決されたのだ。

 そのなかでも特にクリスチャン・ハイデル元競技部門取締役やその後任のヨッヘン・シュナイダー氏、ペーター・ペータース元財務取締役やマーケティングを担当していたアレクサンダー・ヨブスト氏、そしてクレメンス・テニース元会長らに対して、その浪費癖でクラブを奈落の底に突き落としたと断じている。

 ただ今回の免責否決が法的効力を持つことはほとんどなく、むしろシンボル的な意味合いの方が強い。一方でこの日は欠席となったマイク・ビュスケンス暫定監督にはスタンディングオベーションが沸き起こり、現在の取締役会であるリュール=ハマース氏には良好な財政基盤を構築する哲学を、クネーベル競技部門取締役には戦略的先見性を、そしてシュレーダーSDには「昨夏の移籍王」との賞賛の言葉が寄せられていた。


 その一方でクネーベル競技部門取締役は、この日も改めて今季の目標が「ブンデス残留」であることを強調。そしてそれは「ブンデス昇格を同じ意義をもったこと」と述べており、「これは決して謙遜などではない」と念を押す。そう遠くない過去で欧州常連組だったこともあり、ファンたちからはそれでも楽観的な印象が見受けられたが、しかしながら前述のシャルケファンの怒りの根源、つまりクラブを襲う財政難の影響は今だなお色濃い。

 今回の負債は前年度と比較して約300万ユーロの減少に成功したものの、それでも1億8350万ユーロとあまりに巨額。「将来的には黒字にしていきたいが、以前の借金があるから非常にむずかしい」とリュール=ハマース氏は説明。当然その予算も恵まれたものではなく、この状況からどうやってブンデス残留をクラマー新監督と果たせるか。無論、中期的には再び国際舞台にも返り咲きたくとも、ベルント・シュレーダー会長は「謙虚さ」を強調。仮に2年連続で残留できても、財政状況が急拡大することはないとも指摘した。
 

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