「キングスレイ・コマン:『ダイヤの原石』も最後の仕上げに」スカパー!ブンデスリーガNEWS



確かに後半戦におけるバイエルン・ミュンヘンは低調なパフォーマンスにとどまり、誰もその輝きを解き放ち続けることができなかった。だがクラブ首脳陣も口にするように、その中でもロベルト・レヴァンドフスキ、マヌエル・ノイアー、そしてキングスレイ・コマンは数少ない、時折パフォーマンスを発揮できた選手の1人である。特にCL16強RBザルツブルク戦1stレグにて同点弾、セカンドレグでは好セーブで失点を防いだその活躍がなければ、今季のバイエルンには更なる暗雲が立ち込めていたことだろう。
一方でブンデスリーガ全体てみれば出場試合数は21、そのうち評価基準である30分以上プレーしたのは15試合であり、その中で6得点3アシスト、kicker採点平均2.93をマーク。彼のクラスを考えればあまりに物足りない数字ではあるが、それでもなおセルゲ・ニャブリやリロイ・サネらとの先発争いは制していた。左サイドはコマンの独壇場であり、今冬にはバイエルンと5年契約を締結。それはまさに高いステータスの現れともいえるだろう。
これまで7年間という長い月日を共にしてきたために忘れがちだが、コマンはまだ25歳という年齢であり、ユリアン・ナーゲルスマン監督からも非常に高い評価を受けているところ。バイエルンの右サイドが沈黙となりがちだったことからも、コマンの左サイドは特に注目を浴びており、高いスピードとCL優勝弾を決めてからはフィニッシュでも自信を高めているところ。不足点はその精度であり、ラストパスも含めてこの作業が『ダイヤの原石』を磨き上げる最後の仕上げということになるはずだ。
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