「方向を確認したドイツ代表、そこで見えた目的地までの遠さ」スカパー!ブンデスリーガNEWS

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kicker2022/06/11 19:05
方向を確認したドイツ代表、そこで見えた目的地までの遠さ


 火曜日の夜にドイツ・ミュンヘンで行われたネイションズリーグ第2戦、最終的にその象徴的な存在となってしまったのがニコ・シュロッターベックだ。その強固さと勇気あるプレーで説得力のあるパフォーマンスをみせていた22歳の若武者だったものの、終了間際にベテランFW、ハリー・ケインに対する残念なプレーによりPK献上という事態を招くこととなる。

 一方でこの試合を全体的に振り返ってみれば、前半は大人しめで後半は主導権を握るも決定機を逃す展開となっており、特に初戦のイタリアとのアウェイ戦では活気に欠けていたが、入れ替えで出場した選手たちがその存在をアピール。ダヴィド・ラウムは左サイドの原動力となり、ジャマル・ムシアラは前線で楽しませてくれた。

 そしてヨナス・ホフマンは、これまで代表では右サイドバックで起用されていたものの、前線での役割で得点のみならず活躍を披露。シュロッターベックもその中の1人に加えられるだろうが、ただ前述のような事もありCBコンビではむしろズーレ、リュディガーへと脚光が向けられてしまう。

 本来ならば勝利に値していたはずと嘆きつつも、フリック監督は「あれだけのパフォーマンスを発揮できたことを、誇らしく思うよ」とイングランド戦について総括。確かに今回のドローという結果によって、無敗という点ではフリック監督は昨年9月以来引き続き継続するも、未勝利という点では強豪国を相手にまたしても勝ちきれていない点は気になるものだ。

 特に今冬に控えるカタールワールドカップでの躍進を果たすためには、過去2大会において予選では自信満々で通過しつつも本線では序盤でつまづいてしまった事を踏まえ、強豪国を相手に再び勝利をおさめることで弾みをつけたい。そこで今回のイングランド戦でみせた戦いぶりは、現在進んでいるその方向が間違っていないことを再確認するもの。

 ただその行き先が見え始めたと同時にまだ、ドイツ代表の返り咲きという本来の目的には、長い長い道のりが待っていることも思い知った試合にもなった。
 

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