「マインツのレーマン取締役「ブンデスリーガは決断を下す時」」スカパー!ブンデスリーガNEWS



マインツのレーマン取締役「ブンデスリーガは決断を下す時」
1.FSVマインツ05にて取締役を務めるヤン・レーマン氏は、ブンデスリーガの位置付けの議論について提言、ドイツサッカーリーグ機構において首脳陣が交代した今こそ、そのための「良い機会」だと捉えているという。「ブンデスリーガは決断しなくてはならない。国際的な活躍ができるようなトップリーグを目指すのか。それとも素晴らしいスタジアム体験とエキサイティングな競技によって地元の人々に感動を与えるのか。それともこの2つの間には妥協点を見出すことができるのか」
kickerとのインタビューにてそう語った同氏は、ブンデスリーガには「持続的な経済成長が必要である」と説いており、その点においては投資家を呼びこむことに意義が見出せるかもしれないとの持論を展開。「50+1%ルールの維持、強化にもプラスに働くかもしれないしね。ただしその投資家はこのリーグが持つ価値観にマッチしたものでなくてはならないよ」
その一方でマインツはコロナ禍の煽りを受ける形で、少なくとも2500万ユーロの減収が発生してしまった。ただその半分については貯蓄によって賄われており、今シーズンのマイナスの見通しは「200〜300万ユーロ程度」で済む見通しだという。特に1月にクリスタル・パレスへとレンタル移籍していたジャン=フィリップ・マテタの売却により、1100万ユーロの臨時収入を手にしたことが大きかった。