「グラードバッハ、2シーズン連続で赤字を計上」スカパー!ブンデスリーガNEWS



グラードバッハ、2シーズン連続で赤字を計上
既報通りボルシア・メンヒェングラードバッハは2021年の会計年度において、1460万ユーロの赤字を計上したことを明らかにした。これは前年度の1680万ユーロに続くものであり、コロナ禍での影響もあって、売り上げは1億6920万ユーロ。(前年1億6340万ユーロ)。ちなみにその前の年はクラブ記録となる2億1300万ユーロで1220万ユーロの黒字を計上していた。
なお2021年度の人件費は前年度の1億430万ユーロから9810万ユーロに減少。そのほかグラードバッハでは様々なコスト削減策や新たなスポンサー契約、建設プロジェクトの延期などで対応。そのため2年前は1億430万ユーロとされた自己資本は7180万ユーロに減少し、自己資本率は36.5%へ。とりわけシッパース取締役によれば無観客の影響が大きく、この状況にもクラブは「健全である」と強調。
売上高でいえば「5年前と同水準」と説明した。「つまりコロナは我々を5年交代させたのだ」
その一方でボルシア・メンヒェングラードバッハは、ドイツサッカー連盟から罰金処分が命じられた。問題となった場面は「4月9日に開催されたグロイター・フュルトとのリーグ戦であり、46分にグラードバッハの観客から少なくとも15の火器類が使用され、さらに54分にはウォーミングアップ中の選手にプラスチック容器が投げつけられた」という、これにより1万7000ユーロの罰金が求められ、クラブ側はすでにこれを受け入れた。