「バイエルン:マズラウィ獲得で、CBに集中するパヴァール」スカパー!ブンデスリーガNEWS



バイエルン:マズラウィ獲得で、CBに集中するパヴァール
昨季までCBコンビを担ったアラバとボアテング、そして今夏にはズーレも後にする中で、バイエルンでは昨夏にエルナンデスを、そして今夏にパヴァールをCBへとスライドし、今夏にアヤックスから右SBノゼア・マズラウィを獲得。そして若手のクアッシとレンタルから復帰するクリス・リチャーズという布陣を形成していくことになる。
2018年ワールドカップで優勝した時も、そしてバイエルンで三冠達成を果たした時も、主に右サイドバックでプレーしてきたパヴァールではあるのだが、しかしながら本人はあくまで自身をセンターバックとしてみており、実は昨季は右サイドバックで18試合、センターバックで16試合とほぼ同数でプレー。
ちなみにSBでは1度の退場と2枚の警告を受けたがCBではゼロ、チームの平均勝ち点数はSBでは1.94でCBでは2.44。そのCBでの唯一の一敗はクラスターによる大量離脱の影響によるものだった。また個人でもkicker採点平均はSB3.41では3.89でCBは3.89、対人戦勝率はSBでは86.9%でCBは89.2%。
確かにスタッツだけでみてみると、パヴァールが考えるようにCBの方がむしろ、好成績をおさめているようではあるが、ただそれでもバイエルンの現在のCB陣では、最終ラインの司令塔不在という感は否めず、そのため直接このスタッツだけで、課題である失点数の減少につながるかどうかは判断できない。