ネイションズリーグに向けて、スペインでミニ合宿をスタートさせた、ドイツ代表。到着翌日となった火曜日には、先日にバイエルン・ミュンヘンとの契約延長が発表された、マヌエル・ノイアーがメディアとの質疑応答に応じた。
特にバイエルンではこの夏、2023年まで契約を残していたベテランの主軸3選手、トーマス・ミュラーとロベルト・レヴァンドフスキの去就にも注目が集まっており、前者はノイアーよりも早く同じ2024年まで延長したものの、後者はもはやバイエルンは過去のものとして移籍を希望。
まず自身の契約についてノイアーは、「原則的にはこれは2年を意味するものだし、それが僕が希望していたものの1つだった。36歳という年齢で2年というのはかなりの時間だよ」とコメント。
レヴァンドフスキについては「彼には彼なりに、そしてクラブにはクラブなりの明確な考えがあるようだね」と述べており、あくまで契約は残されてはいるが、移籍希望を明確にするなら「話し合いが行われ、クラブは判断していくことなるだろう」と説明。
ただしその際にはあくまで、適切な後継者がいなくては、レヴァドフスキの退団はないともみており、それは今回ノイアー自身が契約延長を締結した理由、これからもバイエルンは国際舞台でもトップ争いできるチームであることが前提条件であり、そしてそれをこれまでにも作ってきた首脳陣に対する信頼からも確信を覚えるているようだ
一方で強豪との争いといえばこれからネイションズリーグではイタリア、イングランド、ハンガリーらとの「少しハードルが高い」チャレンジが待ち構える。ノイアーは今後の予定は非常に充実したものだね」と意気込みをみせた。
なおハンジ・フリックは月曜日にフライブルクにて開催された、ドイツサッカー指導者協会の会合にてビデオ参加。そこで週末に行われたSCフライブルクのドイツ杯での勝利を希望していたことを明かし、さらにニコ・シュロッターベックなど「シュトライヒ監督は常に選手を成長させていくからね」と賛辞をおくっている。