バイエルン・ミュンヘンにおいて長年にわたり代表取締役を務めてきたカール=ハインツ・ルメニゲ取締役にとって、この日はその中でも特別の1日となったことだろう。1984年から1987年までインテルでプレーしていた同氏は、ドイツ人として初めてイタリアサッカー殿堂入りを果たしたのだ。
「ここフィレンツェでイタリアの殿堂入りを果たしたことは、私にとって非常に光栄なことです。この賞は、私が常にインテルと、イタリアと、そしてイタリアのファンと特別な関係にあることを示しています。私と私の家族にとって特別な時間でしたし、感謝の気持ちで振り返れます。」と同氏はコメント。
2011年より始まった同殿堂は、コロナによる1年の中断を経て2年分が表彰されており、外国人選手部門ではルメニゲ氏のほか、ミシェル・プラティニ氏、ディエゴ・マラドーナ氏、マルコ・ファン・バステン氏などが表彰を受けている。