土曜夜に行われたドイツ杯決勝にて、SCフライブルクをPK戦の末に下し、クラブ史上初となるタイトルを獲得したRBライプツィヒは、7月30日にブンデスリーガ10連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘンと、DFBスーパーカップで対戦することが明らかとなった。
昨年ではバイエルン・ミュンヘンは、ボルシア・ドルトムントを3−1で下して通算9回目の優勝。それは現在指揮をとるナーゲルスマン監督にとって就任後初のタイトル獲得であり、今年は直近の古巣RBライプツィヒを相手にして連覇を目指すことになる。ただしまだ開催場所は未定。
ドイツサッカー連盟の新会長、ドイツ杯は「身近な存在であるべき」
ちなみに今年の2月にドイツサッカーリーグ機構のドナータ・ホプフェン新代表は、ドイツ杯決勝開催をサウジアラビアで行う可能性について排除したくはない姿勢を示したが、先日にドイツサッカー連盟の会長へと就任したベルント・ノイエンドルフ会長はこれを一蹴。ディー・ツァイト紙に対して「身近さが求められる」と語った。
トラブルで表彰式延期も、ファンたちがみせた冷静な対応
実は今回のドイツ杯決勝では、表彰式直前にカメラスタンド付近にいた人物が、タッチライン上で救急隊の治療を受けるという事態が発生。優勝セレモニーがしばらく延期されたが観客たちは冷静な対応をみせ、間も無くしてスタジアム広報から容体が安定していることが伝えられると共に、観客たちへの感謝も述べられている。