今シーズンのエリック=マキシム・シュポ=モティングは、まさにロケットスタートを切っていた。ドイツ杯初戦では格下を相手に4得点3アシストと大暴れ、さらにリーグ戦でも第9節までに3得点をマークするなど、ロベルト・レヴァンドフスキのバックアップとして十二分の活躍を示していたのである。だがそれからはコロナ感染、負傷などにも見舞われて一転、不本意なシーズンを過ごすこととなり、第23節での今季4得点目を最後に無得点。
さらにドイツ杯では2回戦で早々に姿を消したために得点はならず、チャンピオンズリーグでは第2戦のディナモ・キーウ戦のみに1得点のみ。ただそれでもチーム内にて高い人気を誇るベテランストライカーは、今夏開催のワールドカップにてカメルーン代表参加の可能性もあるなど、新シーズンでの巻き返しをはかりたいところ。チーム内での人気は高く、そして後半戦でみせてしまったパフォーマンス以上のものをみせるだけの力があることは間違いないのだ。
同じく今冬にアフリカカップに参加し、こちらは優勝を果たしたバイエルン・ミュンヘンのバックアップ、ブナ・サールについては、リーグ戦ではわずか5試合のみの出場にとどまり、さらに今夏にバイエルンはアヤックスからマズラウイを獲得。2020年に移籍金900万ユーロを投じてマルセイユから迎え入れるも、これといった活躍もみせられぬまま、こちらはこのまま別れということになりそうだ。kickerがえた情報によればバイエルンは、それなりのオファーで手放す考えの模様。