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kicker2022/05/19 18:05
「言葉を失う」ほど大きすぎる、フランクフルトEL制覇の意味


 水曜夜に行われたヨーロッパリーグ決勝、アイントラハト・フランクフルトはグラスゴー・レンジャーズに先制点を許し、ボレの同点弾で追いつくもPK戦へともつれ込む苦しい展開にも、最終的に全てのPKを沈め見事優勝を果たした。

 これは1980年にボルシア・メンヒェングラードバッハを下したUEFA杯以来となる、実に42年ぶりの国際タイトルの獲得を意味するものであり、そして単純にそれだけにとどまるものでもない。フィッシャー会長が「言葉を失う」ほど大きな意味をもった1つの勝利なのである。


 まずこれによりフランクフルトは優勝賞金400万ユーロを手にした他、今年8月10日に開催されるUEFAスーパーカップ参加のため350万ユーロも確保。しかもその相手は「リヴァプールかレアル・マドリードとの対戦」(フィッシャー会長)というオマケつきだ。加えて今回の優勝によりフランクフルトは、今季リーグ戦11位、ドイツ杯では初戦敗退というシーズンだったにも関わらず、チャンピオンズリーグ出場権をも獲得。それがいかに来季のチームづくりに影響を及ぼすか。

 フィッシャー会長が強調するように、あくまで来季いっぱいまでのフィリプ・コスティッチ、鎌田大地、エヴァン・ヌディカらとの契約は、この夏も引き続き契約延長もしくは売却というスタンスで代わりはない。ただCL抽選会ではポット1に振り分けられるためビッグクラブとの対決を極力避けられるというメリットがあり、加えてワールドカップは今冬に開催。フランクフルトは今シーズン、財政面だけでなく競技面という点でも一躍非常に魅力的な状況にある。


 またとりわけ忘れてならないのは試合後に、ティモシー・チャンドラー、そしてフィッシャー会長もともに振り返ったように、フランクフルトは僅か6年前に2部ニュルンベルクとの入れ替え戦を戦っていたクラブである。そこからここまで描いてきたそのサクセスストーリーは、ひいてはドイツサッカー界においても素晴らしい物語であり、他のドイツのクラブにも勇気を与えるもの。

 またフランクフルトの優勝によって来季ははじめて、ドイツから5クラブをチャンピオンズリーグへと派遣。バイエルンやドルトムントが早々にチャンピオンズリーグ敗退を喫し、5年間のUEFAカントリーランキングでは2年連続で不振となっていただけに、今回のフランクフルトが意味するところはあらゆる点において「言葉を失う」ほど大きな意味をもっているのだ。
 

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