「ズーレ欠場にみる、ナーゲルスマン監督の課題」スカパー!ブンデスリーガNEWS

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kicker2022/05/18 17:05
ズーレ欠場にみる、ナーゲルスマン監督の課題


 ブンデスリーガ最終節、バイエルン・ミュンヘンは本来予定していた20人よりも1人少ない、19人でヴォルフスブルクでのアウェイ戦へと向かった。その理由はマルセル・サビッツァが、最終調整にて負傷を抱えたために急遽欠場を余儀なくされたためなのだが、もう1つの理由はニクラス・ズーレの遠征帯同が見送られたという事にも起因している。

 もともとナーゲルスマン監督は最終戦に向けては若手選手に機会を与えたいという旨を、今季いっぱいで退団となるズーレに対して水曜日に説明を行なっており、「バイエルンでの5年間の最後は、別の形を期待していた」というズーレも、しぶしぶこれに同意していた。

 だが今回の事態の急展開によって、すでに新天地へと向かうオフシーズンへと気持ちが入ってしまったズーレは、そこから再び気持ちを入れることはできず「準備ができていない」という理由から、最終的にはナーゲルスマン監督はズーレ帯同を見送ったのだ。

 ズーレの人間的な部分の反応は理解できる、そして話を聞いてくれない上司よりも寛大に共感できる上司の方が好意的に受け入れられるものだ。ただナーゲルスマン監督はたとえズーレにプレーする見込みがなかったとしても、求められる自発性を期待するか指示して帯同させるべきだったのではないか。

 休日・休暇を返上してでも同僚の病気などで代役を務める社員が、この世界にどれほど多くいることだろう。しかもズーレが受け取っている年俸は、800万ユーロという非常に高額なもの。クラブにとってはその契約の履行を果たしてもらわなくてはならない。そのためナーゲルスマン監督はこういった譲歩によって、チーム内のプロ意識や自らの権威を損なわないよう、これから注意を払っていくべきであろう。
 

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