週末にはキャプテン遠藤航の劇的なロスタイム弾により、土壇場での大逆転劇でブンデスリーガ残留を果たした、VfBシュトゥットガルト。その歓喜の余波は試合直後のスタジアムで見られた、大勢のファンによるピッチ上への殺到に始まり、そしてその後はオークションサイトでの販売品にまで及んでいるところ。
地元紙シュトゥットガルター・ナハリヒテンによれば芝の一部が剥がされたり、ゴールネットが切られるなどの被害が発生し、なかにはそれをオークションサイトにて売りに出す者さえ現れているのだ。なかでも大きな波紋を呼んだのが、前述の遠藤航が身につけていたキャプテンマークであり、それが4000ユーロという高額で出品。
しかしながら”Twitterで怒りの反応が続々と続いたことで、そのファンも理性を取り戻したようだ”と同紙は報道。そしてシュトゥットガルトのトビアス・ハーヴァート広報担当は「ファンから連絡があり、キャプテンマークを返却するという連絡がありました」と語ったことも、併せて伝えている。