2008年8月にブンデスリーガ第2節1860ミュンヘン戦において、プロとしてのデビュー戦を飾ったここドライザムシュタディオンにおいて、ニクラス・フルムはセカンドチームでその現役生活の幕を下すことになる。2001年に13歳の時にフライブルクの門を叩き、そしてその後にフランクフルトやザンクトパウリなど、ブンデス1部通算131試合、2部通算108試合に出場してきたMFは、2020年より再び故郷へと戻りセカンドチームで主将として牽引。出場した試合数は決して多いものではなかったとはいえ、「ピッチ上でのハングリーさと情熱は、選手たちのお手本となっていた」と、セカンドチームのシュタム監督は賛辞を送る。
確かに今回の現役引退という点では、フライブルクのセカンドチームにとって「人間性という点でも戦力という点でも大きな損失」ではあるのだが、ただフライブルクとしてみればその経験は、U16へともたらされることに。来シーズンからはU16のACを務めることが明らかとなっているのだ。「彼は多くのことをもたらすことができるし、若手との取り組みお好み熱い思いももっているので、非常に良いユースコーーチになると思うね」とクリスチャン・シュトライヒ監督。ただその前にまずは引退試合が控えているところ。セカンドチームの試合ながらそれでも、2000枚のチケットが売れているのは、クラブの功労者に対してファンたちが別れの言葉を送りたいという思いからにほかならない。
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