「期待の若手ニクラス・タウアーとの延長目指すマインツ」スカパー！ブンデスリーガNEWS

　２０１２年に加入して以来、１．ＦＳＶマインツにて一貫して育成されてきた２１歳の守備のオールラウンダー、ニクラス・タウアー。今季はここまで９試合に出場し、うち先発出場した６試合ではほぼ全ての試合で納得のパフォーマンスを披露。「非常にいいものがあるね」と、スウェンソン監督も目を細めたが、ただその一方で「不運にもこれから数試合欠場しなければ、もっとプレーできたろうに」とも吐露。ヴォルフスブルク戦でのヌメチャに対するプレーでの退場処分により、出場停止という大きな代償を受けることになる。

　ただし来シーズンに向けた展望としては、すでにオーストリアＵ２１代表ダヴィド・ネメスを従える状況から、少なくともムサ・ニャカテかジェレミー・シン・ジュステのいずれかが今夏に移籍する見通しであることを踏まえると、３バックにおけるレギュラーの座の獲得は非常に高い。ただその一方で契約は来季いっぱいまでとなっていることから、仮にブレイクを来季に果たすとそのままフリーで失う恐れも、そのため水面下ではすでに契約延長に向けた取り組みが行われていることに疑問を感じる必要はないだろう。