今シーズンのブンデスリーガにおいて、1.FSVマインツ05ほどに退場選手を出したクラブは存在しない。ドミニク・コール(2枚の警告)とアレクサンダー・ハック(一発退場)に続き、ニクラス・タウアーにブンデス第31節においてレッドカードが提示されたのだ。
金曜日に行われたヴォルフスブルク戦にて0−5と大敗を喫する中で、今季リーグ戦14試合目の出場となった21歳は、前半23分にペナルティエリア内にて意図的なファウルで止めたために一発退場。ボールではなくあくまで選手に向けられたものだったことから、オスマース主審は当初の警告から退場処分へと切り替えた。
そして月曜日にドイツサッカー連盟スポーツ裁判所は「スポーツマンシップに反する行為」として、1試合の出場停止処分を科す判断を下したことを発表。特にここでのPKをマックス・クルーゼが決めていなければ、もう1試合の出場停止が加算されるところだったのだが、これによりタウアーの欠場は土曜午後に控えるバイエルン・ミュンヘン戦(日本時間22時半、スカパー!で放送)のみとなっている。