「元ドルトムント正GKビュルキ、今季初のメンバー入り」スカパー!ブンデスリーガNEWS



元ドルトムント正GKビュルキ、今季初のメンバー入り
ボルシア・ドルトムントで現在正GKを務めるグレゴール・コーベルが、土曜夕方に開催されるバイエルンミ・ュンヘン戦(日本時間25時半、スカパー!で放送)で負傷離脱を余儀なくされたボルシア・ドルトムントでは、そこで意外にも夏で退団が決まっている元正GKロマン・ビュルキを追加招集する判断をくだした。
昨シーズン途中から就任したエディン・テルジッチ暫定監督の下で、徐々に先発の座を失っていった元スイス代表GKは、その後に肩の負傷もあり復帰後は引き続きマルヴィン・ヒッツが起用。ただそのヒッツも同国出身のアカンジとの衝突で負傷認め、リーグ戦最後の3試合とドイツ杯決勝で先発を務めていた。
だが夏にシュトゥットガルトから同じスイス出身のグレゴール・コーベルを獲得。それ以前に契約を延長していたヒッツが引き続きバックアップを務めることになり、さらにその下ではセカンドチームよりウンベハウン、ドルジャカらが必要に応じて昇格するという体制へと変更。ビュルキの背番号は38に変更され、もはやトレーニングだけが職場と化している。
それでも31歳のGKは後任のコーベルへの評価を強調しつつ、だがやはり決して容易に受け入れられるような状況ではなかったようで、「サッカービジネスの厳しい面を知ることになった」とコメント。そしてこの夏からは晴れて、2023年よりMLSに参入するセントルイス・シティSCへと渡り、新しい国で、新しいチームを作る手助けになるという、全く新しいサッカーの側面を知るための旅に出ることになる。
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