「フランクフルトファン大挙の余波:バルサのウルトラスがボイコットを宣言」スカパー!ブンデスリーガNEWS



フランクフルトファン大挙の余波:バルサのウルトラスがボイコットを宣言
先日行われたヨーロッパリーグ準々決勝にてアイントラハト・フランクフルトに敗戦を喫したFCバルセロナでは、その第2戦が開催されたカンプノウにて本来のアウェイチケットの枚数の5倍に相当する、2万5000人ものフランクフルトファンが大挙。あたかもフランクフルトのホーム戦のような雰囲気がそこに醸しだされ、そしてその歴史的勝利を目の当たりにすることができた。
この試合中にもすでにコアなバルセロナのファンが、ボイコットのため一時席を後にするなどリアクションが見受けられており、さらにウルトラグループ「グラダ・ダニマシオ」は、カディスとのホームマッチをボイコットすることを宣言している。「木曜日の出来事により我々は行動を起こさざるを得ない」
さらにファン団体「ノストラエンセニア」は、リーグ戦開始1時間前の午後8時にスタジアム外で抗議行動を行う予定であることを『ムンド・デポルティーボ』が日曜日に報道。フランクフルト戦での敗退後に同団体ではインスタグラムで、この大量のアウェイファンが詰めかけた状況に「屈辱」と表現していた。
日曜日にシャビ監督も「決して良い気分ではなかったさ、ただそれが精彩を欠いた理由にはならないが、それでもネガティブな影響は受けていた」とコメント。なおバルセロナのラポルタ会長はすでにこのことについて謝罪、今後は欧州リーグのチケットにおけるパーソナライズなど対策を講じていく考えを明らかにしている。