「ローゼ監督、期待の若手ムココの状況を説明」スカパー!ブンデスリーガNEWS



ローゼ監督、期待の若手ムココの状況を説明
先発出場2回、途中出場15回、60分近くプレーした試合はわずかに1回。ドルトムント期待若手、ユスファ・ムココがこれまでシーズンで記録してきた数字は、選手本人のみならずクラブ関係者にとっても残念なものだ。17歳を迎えた現在は周囲からの期待の声もより高まりを見せているところ。
それでも「日々ともに取り組んでいるし、常に意見交換を行っている」というマルコ・ローゼ監督は、ここまで同氏の下ではこれといった役割を果たせていない状況について「今シーズン、彼は頻繁に怪我をしてしまい、出場することさえままならなかったのだ」と強調する。「もちろんそれからは、まずは取り戻していく時間が必要になってくるものだしね」
そして「人々も苦しい時に投入を、と期待するもの」ではあるのだが、そう簡単なことではないと指揮官。「全体のビジョンが一致していないといけない。それも確かにいえることで、彼は今季あまりに頻繁に負傷をしてしまった」と述べており、確かにそのダイナミズムと決定力で危険な場面を作り出してはいても、ユース代表にとってまずは体調管理、そしてまずは定位置争いに打ち勝つことが重要なのだ。
つまり今シーズンのユスファ・ムココは、「彼の離脱を改めて振り返った時に、筋肉系の問題を抱える形で、2・3、そして4度の負傷を負ってしまっていたのだ。さらに当然ながら、あのような若手選手にはリズムを掴む必要だってある」という状況にあり、そのためには「良いトレーニングを積んでいくこと、そして自信も必要となってくるものだ」との考えを示した。