「ロマン・ビュルキ「ビジネスとは時に厳しいもの」」スカパー!ブンデスリーガNEWS

ブンデスリーガ

21/22 ドイツ ブンデスリーガ 全試合生中継/LIVE配信!

スカパー!ブンデスリーガLIVE ドイツ最大のサッカー専門誌 kicker 日本語版提供の現地情報をお届け!
スカパー!ブンデスリーガLIVE ドイツ最大のサッカー専門誌 kicker 日本語版提供の現地情報をお届け!
kicker2022/04/06 20:05
ロマン・ビュルキ「ビジネスとは時に厳しいもの」


 2015年にSCフライブルクからボルシア・ドルトムントへと加入し、長年に渡って正GKを務めてきたロマン・ビュルキ。その時間ももう間も無くして終わりを迎えようとしているが、そんな中で地元紙ルール・ナハリヒテン紙とのインタビューに応じ「2度の優勝経験と、満員の観衆の前でもたくさんの試合がとてもポジティブなものだ」と振り返った。

 だがその一方でこの1年半はまったく異なるものとなってしまった。それはコロナ禍で観客が不在となっていたという意味ではない。昨季途中には不振のため当時のテルジッチ監督から2番手降格を告げられることに。後半戦ではほぼ出場機会がなく、そして昨夏にはシュトゥットガルトから同国スイスのグレゴール・コーベルを獲得。

 「そして休暇から戻ってきたら、背番号は1ではなく38が用意されていたんだ。当然、まずは自問自答したよ。いったい何が起こっているんだ?とね」と振り返った元スイス代表は、「この状況は厳しいと思った。おそらくこれから数年間、他のポジションでもこうやってチームが変わっていくだろう」とも言葉を続けている。

 そこから「サッカーは決して趣味ではなく、ビジネスなんだ」という側面を多く学んだというビュルキは、「そこから全体像を理解していかなくてはならない。ただそれは非常に過酷なものでもあり、1日1日まるでジェットコースターのように感情が揺れ動くものだよ」と回顧。

 2020年に3年契約を結ぼうとも、「期待しているぞ!なんて声をかけられたって、1年で一変することもあるものだ」。ただ時にコーベル、ヒッツに次ぐ3番手以上に、時にウンベハウやドルジャカらに譲ることもあったビュルキ。

 「この重圧からいかに自分を解き放つようにするか。それを学ばなくてはいけなかったね。でもみんなとはいい関係性を構築できていた。それで楽しむ気持ちを取り戻せた。前向きさを失わなかったのは大きかった。ここドルトムントで素晴らしい人たちに出会えた。彼らなくして1年間先行きの見えない状況下でのトレーニングなんて続けられなかったよ」

 そしてコーベルやヒッツらに対する非難の意識などなく、「それは別に考えられることだ」と説明。「だって僕がそこにいくから、もうビュルキはプレーできないように、なんてお願いをしていたわけではないじゃないか。それに実際、グレゴールはいい仕事をしている」とむしろ後押ししている。

 これらの経験を経てこれからは米国、MLSへの参入準備を進めるセントルイス・シティへとわたり「全く新しいものを0から作り上げていく。そのサポートをしていく。これはクールでエキサイティングな機会だと思うね。だから「やってやろう!」という気になったんだ」と、1年半見失っていた新しい未来を見据えていた。
 

スカパー!サッカーセット 2,480円/月(税込)