「33歳で初のブンデス、GKリーマンが魅せた浅野へのお膳立て」スカパー!ブンデスリーガNEWS



33歳で初のブンデス、GKリーマンが魅せた浅野へのお膳立て
週末に行われたTSGホッフェンハイム戦において、マヌエル・リーマンは本業である守備面のみならず、攻撃面においてもその多才さを示してみせた。
33歳にしてブンデスリーガ初挑戦となったベテランGKは、ここまでGK部門におけるkicker採点平均で2位(2.73)と好成績をおさめており(1位はシーズン途中から先発になったケルンのシュヴェーべ)、1対1での強さなど優れた反射神経が高く評価されているところ。
だがリーマンの魅力はそれだけにとどまるものではない。今季はドイツ杯2回戦で最後にPKキッカーを務めるなどキック力に定評のある同選手は、誰よりも素早くカウンターを展開するタイプで、正確なロングフィードで味方に供給。
それが今回、浅野拓磨へのアシストという形で結果としても現れたのだ(2得点目はグリリッチュが触れたためにアシストにカウントされず)。ちなみにブンデス3部、2部、そして1部の全てでアシストを記録したゴールキーパーは、”苦労人”マヌエル・リーマン以外にほかにいない。
加えてこの試合では欧州の舞台を争う強豪クラブを相手にして、今シーズン6度目となる無失点試合にも大きく貢献。昇格組としてブンデスリーガに臨んでいるボーフムが、現在は残留争いではなくむしろ中盤争いを展開している大きな支えとなっている。
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