ダニエル・ギンチェクがVfLヴォルフスブルクを後にし、田中碧やアペルカンプ真大が在籍するブンデス2部、フォルトゥナ・デュッセルドルフへと移籍することが発表された。30歳のベテランCFとの契約はこの夏いっぱいまでとなっており、新天地では新たに2024年6月末日までの契約を締結。
もともとノルトラウイン・ヴェストファーレン州出身の同選手にとっては、VfBシュトゥットガルト、VfLヴォルフスブルクを経て地元の州へと帰還したことも意味するものであり、ドルトムント在籍時代も終盤ではFCザンクトパウリ、そして1.FCニュルンベルクへとレンタル移籍していたことを含めれば、およそ10年ぶりの同州帰還となる。
その一方でギンチェクはこれまでキャリアを通じて負傷に泣かされ続けており、幾度となく数ヶ月単位の長期離脱を経験。ただそういった経験や、そしてその中で培ったブンデス1部120試合(29得点)、2部79試合(27得点)などの経験を、不振に喘ぐデュッセルドルフ再浮上のために活かしたいところだ。
プロイサー監督は、「ダニエルは豊富な経験を有しており、ブンデス2部でいかにして得点を決めるかも熟知している選手。また彼のフィジカル面での強さは、我々の攻撃陣の選択肢を増やすものだよ」と期待。ギンチェクは「デュッセルドルフには共感を抱いていたし、移籍が成立してよかった。ただ何よりこれからピッチで、得点を多く重ねてチーム再浮上に貢献していきたい」と意気込みをみせた。
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