ボルシア・メンヒェングラードバッハの守護神、ヤン・ゾマーが母国スイスの年間最優秀サッカー選手賞に輝いた。「スイス・フットボール・ナイト」にて行われた授与式では、身長183cmと比較的小柄なGKが、グラニート・シャカやシェルダン・シャキリなど、代表の同僚たちを抑えて受賞。なおゾマーはバーチャル形式にて参加している。
今回の受賞に至った理由、それは所属するグラードバッハが極度の不振に喘ぐ中で、これまでブンデス全20試合でフル出場し、kicker採点平均2.78をマーク。最近でもレヴァークーゼン戦にて2本のPKをセーブするなどの奮闘ぶりや、昨夏のユーロでも活躍を披露したことにあるだろう。特にフランス代表とのPK戦では、相手エースのエムバペを封じて勝利へと貢献していた。