ディアディエ・サマッセクの元代理人が、2019年8月のRBザルツブルクからTSGホッフェンハイムの移籍に関し、25万ユーロとその利子の支払いを求める訴えを起こしている。
ハイデルベルク地方裁判所によれば、1月にホッフェンハイムはその代理人クラシコへと連絡を入れていたものの、その後4月から6月までは特に接触はなく、そしてサマッセクは7月に代理人を、ミーノ・ライオラ氏へと変更することになるのだが、その7月上旬にさまざまなことが起こってしまったようだ。
7月14日にホッフェンハイム側から移籍金1200万ユーロ、さらに秋には契約期間である5年間、毎年9月に25万ユーロが支払われる内容が提示されていたものの、7月17日に代理人が変更された旨が通達。ただその元代理人によれば7月6日に代理人を変更したのではなく、7月7日に同選手の兄から10日以内にオファーを出すように求められていたとのこと。
そのため1月に接触していたことから、証拠仲介契約が存在していたというのが主張なのだが、ハイデルベルク地方裁判所は棄却。これからカールスルーエ高等裁判所にて争われることになる。なお選手自身は現在、アフリカカップ参加中。