現在ディフェンス面に関していえば、ブンデスリーガ内で下から2番目という状況下にあるものの、VfBシュトゥットガルトはマーク=オリヴァー・ケンプを放出することを決断。
シュトゥットガルトでは同選手が短期合宿からすでに離脱しており、そしてヘルタ・ベルリンもメディカルチェックをパスした後に、2026年までの契約にサインする見通しであることを明らかにしている。
これまでフランクフルト、フライブルク、シュトゥットガルトなどでブンデス1部110試合に出場し9得点を記録している同選手は、今季は12試合に出場して3得点を記録。ただここのところは欠場することが増えていた元ドイツユース代表CB。
これまで居場所としていた左のセンターバックの位置では、今季加入の伊藤洋輝が務めており、ここまでkicker採点平均3.41と好調なことからも、首脳陣はまだわずかでも移籍金を手にする見込みがある今冬の売却を決断した。kickerの情報では50万ユーロ。
ただその一方でこの夏にJ2ジュビロ磐田から加入した伊藤洋輝については、確かにその契約は今季いっぱいまでのレンタルではあるものの、契約に付随した40万ユーロでの買い取りオプションは既に行使するものとみられている。
JAKO社が株式購入へ
また地元紙シュトゥットガルター・ナハリヒテンが報じた情報によれば、ユニフォームサプライアーのJAKO社が、シュトゥットガルトの株1%以上をおよそ400万ユーロにて購入の見込みだという。
これはおそらく2019年から続き、2023年までとなっているユニフォーム提供の契約にも関連したものであり、以前よりヒツルスペルガー取締役は延長の可能性について示唆。ただ現時点では株式の購入に関する正式な声明はない。