日曜夜に行われたブンデスリーガ第20節、ヘルタ・ベルリン戦においてバイエルン・ミュンヘンは、相手GKシュヴォロウに対してのべ30発ものシュートを放ち、その結果4得点をマークして快勝。しかしながらトーマス・ミュラーは、むしろ4得点にとどまった決定力不足を指摘しており、「個人的には相手GKに2・3度、吸い込まれてしまったね」とコメント。それでも決めた1得点の場面については、キミヒからのフリーキックで「かなりフリー」の状態でフィニッシュ。それは先日のドイツ杯でウニオンの「クノッヘがヘルタから決めたゴールを、ほぼコピーしたようなものだったね」と振り返っている。
またナーゲルスマン監督も決定力不足について気にかけていたようだが、「深く守る相手に多くの得点チャンスを作れたこと自体は重要」と指摘。それよりむしろ1失点を喫したことを気にしており、「あれはまったく不必要なものだった」と糾弾。ウパメカノが不用意にパスカットされた場面について、「早いボールをダイレクトにいく必要があったのか。ああいう時は1度ボールを受けて、少しドリブルをしながら様子をみるもの」と述べ、そこから模索していくような「コントロールをしていくサッカーを非常に好むんだ」と強調した。「それに4−0という場面だったからね、より抑えたプレーができたはずなんだよ。特に急ぐわけでなくね」