わずか500人の観客しか動員できなかったために、アンドレイ・クラマリッチによる安堵感漂う、ゴールに歓喜するその雄叫びは直接耳にすることができた。べブーからのクロスに、その卓越した視野とテクニックで頭で合わせて同点弾を決めたクロアチア代表FWは、その直後にチームメイトらから取り囲まれて祝福を受けていた。
そのゴールは昨年10月29日に決めたヘルタ戦以来となる、769分間ぶりのゴールであるとともに、公式戦通算100得点目をも達成するもの。試合後に、同選手は「ホッフェンハイムでの100得点目は本当に嬉しい。でもずいぶん時間がかかったけどね」と述べ、「今日は息子がはじめてスタジアムに来ていたからね、その前で得点ができてよかったよ」と言葉を続けた。
ただその一方で「最高のプレーをみせながらも悔しい敗戦を喫した」試合自体には苛立ちを感じており、「ドルトムントはわずか3本のシュートで3得点を決めてしまった。結果は不満だよ。でもパフォーマンス自体は本当によかったと思う」と総括。「それを積み重ねていくことで結果がついてくる」と述べており、また契約延長の可能性について問われると「かなり前向きに考えている。残留の可能性はある」と断言した。
なおこの試合で途中交代を余儀なくされたクリストフ・バウムガルトナーについて、試合後にセバスチャン・へーネス監督は、水曜のドイツ杯フライブルク戦にて相手選手の足が、オーストリア代表MFの頭部を直撃していたことを明かし、「医療スタッフからはゴーサインが出されていた」ものの、違和感を感じて念の為に交代。「病院から戻った、最初のフィードバックでは問題はなく、すべてよかった」とのことで、今回の代表戦休暇は同選手にとっても、非常に好都合なものとなりそうだ。
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