昨日にはドイツ杯8強入りの歓喜に沸いた、室屋成が所属するブンデス2部ハノーファー96から、契約満了となる2022年6月末日をもって、ロベルト・シェファー取締役が退団することが明らかにされた。
これまで同氏2010年11月に1860ミュンヘンの取締役へと就任して2014年1月に大迫勇也を獲得、それからディナモ・ドレスデンのコマーシャルディレクターへと就任し、2016年から2019年4月までフォルトゥナ・デュッセルドルフの代表取締役を務めており、その期間中に原口元気や宇佐美貴史らを獲得。またドイツサッカーリーグ機構やドイツサッカー連盟においても、さまざまな役職を歴ににしている。
そして2021年夏に経営陣へと加わる際に、キント会長は当時コロナ禍の中で、クラブを安定させるための招聘であることを強調、「今後の成功のためには新しいアプローチ、アイデア、ストラクチャーを開発していく必要がある」と説明していた。
そして今回、退任にあたってシェファー氏は「これまで立ち上げたプロジェクトをうまく、実施することができていた」と成果を強調。契約満了となるこの夏での退団で合意した理由として、「将来のための決断が必要だったんだ」と説明している。