金曜夜のアルミニア・ビーレフェルト戦(日本時間28時30分〜、放送:スカパー!)を前に、アイントラハト・フランクフルトの人事面における問題は徐々に緩和されつつある。コロナ感染が伝えられていたケヴィン・トラップが練習へと復帰、フィリプ・コスティッチについても木曜日に追随する見通しだ。ただグラスナー監督は復帰に向けて「これから見極めていく」ことを強調した。
両選手ともに選手の金曜日に、基準値を超えるコロナ陽性反応が確認されており、週末のアウグスブルク戦では欠場。代役を務めたディアント・ラマイにとってはブンデスデビュー戦となっており、とりわけグレゴリッチュの得点場面などはトラップの経験が求められたシーンといえるだろう。
またコスティッチの代役には、経験豊富な右SBティモシー・チャンドラーが務めており、決して悪くはなかったがコスティッチのような攻撃面での脅威は示していない。ただ右サイドに入ったトゥーレが精彩をかいていたこともあり、チャンドラーは週末では本職の右SBでプレーする可能性がある。
なお本来ならば左SBでオプションのクリストファー・レンツ、そしてイェンス・ペッター・ハウゲについては、筋肉系の負傷から回復して水曜からチーム練習復帰。一方でマルティン・ヒンターエッガーについては恥骨のあたりに、「ここ数日間」軽度の問題を抱えており、もしもビーレフェルト戦で大事をとるならば、アウグスブルク戦で好プレーをみせた38歳、長谷部誠が控えているところ。