1.FCケルンの同僚たちがバイエルン・ミュンヘンを相手に戦っている最中、ホルヘ・メレはすでにマドリード経由で、メキシコシティへと向かう畿内にいた。そこでメディカルチェックを無事にパスした暁には、メキシコ1部クラブ・アメリカへと入団。
かつてスポルティング・ヒホンから、移籍金700万ユーロを投じて獲得したケルン側が、今回その分のどれほどを取り戻せるか、そもそも受け取ることになるかさえ明らかになっていない。ただそれでもケルンにとっては、およそ300万ユーロのサラリーの節約にはつながることになる。
ケルンのヤコブス競技部門取締役は、「解決策を見出せた」と明かしており、「これから後釜を見出して行かなくてはならない」とコメント。今冬にケルンではラファエル・チホスがシカゴ・ファイアーに、さらにサヴァ=アランゲル・チェスティッチとの契約を解消するなど、今冬だけで3人のセンターバックを手放した状況なのだ。
そこで現在控える左利きの25歳ティモ・ヒューバースと、右利きの22歳ルカ・キリアンに次ぐ選手を模索していかなくてはならず、求められる選手像は必要とされる分のある程度の経験値をもった、それと同時に短期的ではなく長期的な意味合いをもった戦力となれる選手ということになるだろう。