セリエAのCFCジェノアでは、かつてハンブルクにてチーフスカウトを務めたヨハネス・シュポルス新SDが、レヴァークーゼンに所属するナディーム・アミリ獲得にむけて触手。現在はバックアップに甘んじる同選手自身も、イタリアでの再出発に乗り気のようだが、しかしながらそれでもフェラー競技部門取締役は「まだ何も決まっていない」ことを強調した。
それはまだクラブ間において、移籍金で合意に達していないためであり、ドイツ代表へと飛躍したMFの売却に向け、レヴァークーゼン側は900万ユーロを求めているとされているところ。これは2019年にホッフェンハイムに支払った金額と同額だ。だがそれだけが問題ではない。「コロナ禍の影響は我々も受けている。そして選手数を減らす余裕などない。誰かを手放すなら、その中で補強も行う必要がある」と説明。「リスクはおかせないんだ」
ただパナギオティス・レトソスの状況はこれとは異なるものであり、現在アフリカカップに参加中のエドモンド・タプソバ、そしてオディロン・コスヌが1月末に無事に復帰することができれば、レヴァークーゼンにとってレトソスは再び一気に5番手CBに降格することになり、レヴァークーゼン側は移籍への障害を儲けることはないだろう。