これ以上のシグナルも、そうないだろう。週末に行われたバイヤー・レヴァークーゼン戦では、ボルシア・メンヒェングラードバッハの先発メンバーの中に、マティアス・ギンターの姿が見受けられなかった。
確かに先日にウニオン・ベルリンから、マルヴィン・フリードリヒを獲得しているとはいえ、それでも今季ここまでブンデス15試合で連続出場し、kicker採点平均3で見て取れるように好調なシーズンを過ごしてきただけに、この判断は意外なものだったといえるだろう。
どうやらグラードバッハは、まだ移籍金を手にすることが可能な、今冬の移籍市場での売却を目指していくのだろうか?ヒュッター監督は「ヤンシュケがとても良いプレーを見せていたし、彼はコミュニケーション能力に長けている。」とスカイに対してコメント。左SBのルカ・ネッツとの連携についても賛辞をおくった。
同様にエベールSDも競技面上の判断であることを強調しながら、「ギンターと話し合って決めていること」と説明。今後についてはあくまでギンター次第であり、「我々から選手を送り出すようなことはしない」とエベールSD。ただ「今日まで、ギンターへのオファーはなかった。私には何も話すようなことはない」と語っている。
ザカリアは股関節の脱臼
その一方で同じく今夏で契約満了を迎える、デニス・ザカリアについてはベンチメンバーの中にも含まれていなかった。だがそれは移籍が迫っているからというわけではなく、あくまで負傷のためとクラブ側は強調。股関節に脱臼を抱えてしまったという。
特にグラードバッハの中盤では、クリストフ・クラマーがまだ復帰できておらず、「水曜までにいずれかが復帰できることを願っている」とヒュッター監督。あくまですでに代役のフリードリヒがいるギンターと、ザカリアとの「状況は異なる」との見方を示した。