本来ならば特に今冬の移籍市場において、バイヤー・レヴァークーゼンでは特に大きな動きへと出る予定はないものの、しかしながらチャンピオンズリーグ出場を目指す中で、大きな変化が起こることになるかもしれない。ブラジルのパルメイラスが、ルーカス・アラリオの獲得を目指しているという。
特にアラリオへと提示された条件は、レヴァークーゼンが昨夏に更新したものよりも好条件のようで、今冬に控えるカタール・ワールドカップへの出場を危ういものとしないよう、アラリオ自身も今回の移籍について嫌がっているわけではないという。今季ここまで17得点と、大きな飛躍をみせるパトリック・シックの影に隠れては無理もないことだ。
ただレヴァークーゼン側はパルメイラスからのオファーに対して納得はしていないようで、メディアで報じられた情報によれば2017年にリーベル・プレートへと支払った移籍金、1900万ユーロを大きく下回る600〜700万ユーロとなっている模様。またアラリオの契約にはいずれにしても、今夏に移籍金650万ユーロで移籍可能となる例外条項が付随。つまり代役を見出さない限り、特に売却を焦る必要もないのだ。